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zoom RSS ペリエとルメール  ・・・ステイヤーズステークス及び中日新聞杯回顧

<<   作成日時 : 2006/12/15 16:58   >>

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だいぶ前のレースなのですが、あえて今さら記事にするのには理由があります。


2006年12月2日(土) 5回中山1日11R第40回ステイヤーズS
1着Eアイポッパー(1番人気)
2着Jトウカイトリック(2番人気)
3着Aチェストウイング(4番人気)

勝ちタイム 3:43.4
ハロンタイム 12.8 - 11.3 - 12.6 - 12.3 - 12.5 - 12.7 - 12.4 - 12.9 - 12.6 - 12.7 - 12.9 - 12.7 - 12.4 - 12.3 - 12.5 - 12.1 - 11.3 - 12.4
上り 4F 48.3 - 3F 35.8






2006年12月3日(日) 4回中京2日11R第42回中日新聞杯
1着@トーホウアラン(3番人気)
2着Eインティライミ(2番人気)
3着Mマヤノライジン(4番人気)

勝ちタイム 1:57.8
ハロンタイム 12.2 - 10.7 - 10.9 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.8
上り 4F 47.5 - 3F 35.4



12月2日に行われたステイヤーズステークスではO・ペリエ騎手騎乗のEアイポッパーが圧勝し、2着にC・ルメール騎手騎乗のJトウカイトリックが食い込みました。
これまで差す競馬が多かったEアイポッパーを終始、先団につけて折り合わせ、早めのスパートで後続馬を一気に突き放したレースぶりは、シンボリクリスエスで勝った2002年の有馬記念の騎乗を彷彿とさせるもの。
Eアイポッパーといえば、これまでJRAの重賞を9戦して2着が3回に3・4・5着が各1回ずつと超堅実な実績を残しながら、あと一歩及ばずの惜敗を繰り返していまだタイトル無しでした。それがペリエがテン乗りで騎乗した途端、これまでのツメの甘いレースを繰り返してきたヘタレっぷりが嘘のように、2着を3馬身もちぎる圧勝で初重賞制覇を成し遂げたのです。
Eアイポッパーは今まで3千メートル級のレースでは大崩することなく堅実に走っていた馬だし、去年の天皇賞・春だって馬場がパンパンの良馬場だったら勝っていたのではないかと僕も少し思っています。今回は今までに無いぐらい走れる条件が全て揃っていたことも事実です。しかし、騎手が変わっただけでここまでガラリと変わる例も貴重です(いや、ペリエとルメールに関してはしょっちゅうかな?)。
2着のJトウカイトリックも、これまで長距離重賞を中心に使われて、このところはハナを切るか2,3番手で先行するレースを続けてきた馬です。しかしルメール騎手は前走のアルゼンチン共和国杯から連続して騎乗し、今回と前回はいずれもこれまでとはうって変わった後方から差す競馬をさせて、5着・2着としっかり結果を残しました。

そしてその翌日の日曜日3日に行われた中日新聞杯でも、これまた「出稼ぎ助っ人騎手」のルメールが騎乗した@トーホウアランが快勝。
3歳馬とはいえ、G2の京都新聞杯を勝ってクラシックにも名乗りを上げたほどの実績を考えれば、ローカルのG3でこの馬が快勝するのは順当といえば順当なのかもしれません。
しかしこれまでのレースであまり器用さを感じなかった@トーホウアランを小回りコースの中京で重賞勝ちに導いた手腕は見事でした。道中はずっと中団の内々で待機、直線では仕掛けるタイミングをワンテンポ遅らせて、先に仕掛けたEインティライミが作ったスペースにすかさずもぐり込み、最後は万全の態勢で抜け出したと思われたEインティライミをキッチリとハナ差で差しきった芸術的な騎乗は見事というしかありません。土日の騎乗はいずれも劣らぬ好騎乗だったと思います。

2人とも、ヨーロッパのトップジョッキーとして世界を股にかけて大活躍している名騎手です。その彼らが日本に来てアッサリと勝つのは当然といえば当然なのかもしれません。しかし・・・
日本のジョッキーは彼らに簡単に勝たせすぎだよね。
なぜJRAの騎手はあんなに馬を無駄に外へと持ち出すのでしょうか。
なぜあれほどまでに簡単にインを開けてしまうのでしょうか。

ステイヤーズSといい、中日新聞杯といい、いずれのレースもペリエやルメールが乗ったのは上位人気に支持されていた馬でしたから、勝っても当然と思われがちです。が、そもそもその馬券の人気だって、ペリエやルメールが乗っていたから人気が上がった側面も強いのです。
このところ日本の馬が海外へ出向いていくことが増えてきたため、海外のレース映像も日本で頻繁に流れるようになりました。その結果、日本人ジョッキーの脇の甘さや勝負に対する執着心の薄さみたいなものまでくっきりと浮き彫りになって映像で流れてしまうのは、何とも皮肉なことですね。

同じことが公営出身の騎手の活躍にも言えると思います。中央に移籍して大活躍している安藤勝騎手はもちろん、大井所属で中央でも数多く騎乗している内田博騎手も、あんなに簡単にインを開けたりはしませんし、あれほど無駄に馬を外へと持ち出したりはしていません。ギリギリまで内で我慢して、勝負どころでためたエネルギーを一気に爆発させる騎乗で勝ち星を量産しています。そこでJRAに提案。
JRA所属の若手騎手をドンドン海外に送り出そう!
それが出来なければルールを改正し、若手騎手が公営のレースでドンドン騎乗できるようにしてやろう!

公営出身の騎手や海外から来た騎手の方が圧倒的に上手いのです。もうね、騎手のレベルに決定的な差がついてます。だから中央のレースで騎乗する機会の少ない若手騎手をドンドン海外に派遣して技術を身につけさせるというのはどうでしょう。海外生活に適応出来そうにない騎手については公営のレースで騎乗経験を積ませ、徹底的に鍛えてあげるべきではないでしょうか。どうせこのまま活躍できずにいれば騎乗数が増えません。そうなれば騎手を廃業して調教助手などに転向するより他はないのです。これまでのように飼い殺しにするぐらいなら、千尋の谷へと突き落とすような親心も必要なのではないでしょうか。自前での育成に限界があるのであれば、外に出して育ててもらうというのも間違った方法論ではないと思います。JRA幹部の皆様ぜひご一考を。



裏の顔がどうであれ、ちゃんと勝てる騎手なら何も文句言いませんよファンは
こんな騎手―一流ジョッキーたちの裏の顔
こんな騎手―一流ジョッキーたちの裏の顔 (双葉文庫)
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
若手でも松岡とか藤岡とか、関東では吉田隼みたいに少し目立って活躍する騎手も出てきてはいますが、10年前後の中堅どころは相変わらずな成績ですね(とくに菊○とか○浦、etc・・・)。外国人ジョッキーは積極的にレースを運ぶし、最後までしっかり追うし、確かに頼りになりますね。日本人ジョッキーでも公営出身ジョッキーの活躍が目立ちます。やっぱりハングリーなんでしょうかね、競馬に対する姿勢が違うように思えてならないです。
たかっち
2006/12/18 15:05
たかっちさんこんばんは!コメントありがとうございます!
>10年前後の中堅どころは相変わらずな成績ですね
あの時期が一番不作だったんでしょうかね?最近はだいぶ改善されているという声も耳にしますが、中堅にあたる層が伸びてこないのが全体的に不振に見える元凶かもしれませんね。
>やっぱりハングリーなんでしょうかね、競馬に対する姿勢が違うように思えてならないです。
そこに尽きると思います。競馬でも野球でもサッカーでも世界は相当ハングリーですもん。日本は全てにおいて恵まれすぎかもしれません。
マチベー
2006/12/18 18:12

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