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zoom RSS 第139回天皇賞(春)・青葉賞回顧!やっぱり荒れたフルゲート!

<<   作成日時 : 2009/05/04 18:06   >>

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第139回天皇賞は単勝12番人気の△Aマイネルキッツが鮮やかに内から抜け出し、重賞初制覇を天皇賞のビッグタイトルで飾りました。


2着にも4番人気の△Cアルナスラインが入り、1・2・3着がそれぞれ12・4・5番人気の反面、上位1・2・3番人気が9・14・12着と揃って大撃沈。荒れに荒れたレースの配当は馬連・馬単・3連複が万馬券、3連単に至っては20万馬券で連複・連単はオール万シューという決着に。重賞未勝利馬が天皇賞・春を制したのは1980年のニチドウタロー以来で実に29年ぶりという珍事。「春の天皇賞で18頭立てになると必ず荒れる」というジンクスを紹介していたのですが、まさにそのデータ通りの大荒れとなりました。

2009年5月3日(日)3回京都4日10R第139回天皇賞(春)(GI)
1着△Aマイネルキッツ(12番人気)
2着△Cアルナスライン(4番人気)
3着−Kドリームジャーニー(5番人気)

勝ちタイム 3:14.4
ハロンタイム 13.3 - 11.7 - 11.4 - 12.2 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 13.0 - 13.0 - 12.7 - 12.7 - 12.2 - 11.7 - 11.8 - 11.3 - 12.0
上り 4F 46.8 - 3F 35.1

勝った△Aマイネルキッツは内枠からのスタートで、道中はいつもより少し後ろめの中団の内という位置取りでじっと折り合いに専念。3コーナー過ぎから徐々にポジションを上げていくと、最終コーナーの入口では4番手あたりまでアップ。直線を向くと迷わずインを突いて一気に加速し、スパッと切れる脚こそ無いものの、並んでからしぶといという馬の持ち味を存分に発揮。外から伸びてきて一気に交わしにかかったアルナスの猛追をクビ差でしのいでそのまま1着でゴールイン。前走からマイナス8キロときっちり仕上がった馬体も素晴らしく、ロスのない理想的な競馬でG1ウイナーの仲間入りを果たしました。

この馬は京都コースに強いチーフベアハート産駒で母の父もステイヤーのサッカーボーイ。父系も母系も長距離戦に強い配合ながら、これまでずっと2千メートル前後の中距離戦を中心に使われてきました。それでも、これまでに28戦して掲示板に入れなかったのは全て2千メートル以下のレースのみ(5回)。さらに昨年以降に限れば着外は1回だけと、勝てないまでも着実に上位に食い込んできた堅実な馬でしたので、距離が延びればもっと走るだろうと考えて前走の日経賞でも◎に推していました。さすがに天皇賞では荷が重いだろうと今回は△にしてしまいましたが、仕上がりの良さと展開も味方して初タイトル奪取に成功。2004年のイングランディーレ以来となる関東馬による春の天皇賞制覇も、次走の宝塚記念はこの馬にとってやや距離が足りないだけに、今回以上に展開が味方しないと苦しい競馬を強いられそうです。

2着のアルナスは流れとしては理想的な競馬で勝ちに等しい内容でしたが、最後の直線で一旦は勝ったと思わせたものの、そこから伸び切れずに2着に惜敗したのは、やはり道中のポジションが少し前めだった分、最後の脚が鈍ってしまったのかも。一番強い競馬をしたのは間違いなくこの馬ですが、「競馬に勝って勝負に負けた」印象です。3着のドリジャニは条件的には苦しかったはずですが、状態の良さと自分の競馬に徹した潔さで好走しました。

不甲斐なかった1番人気のアサクサは想定外の惨敗。8枠スタートから終始、外、外を回ってロスの多い競馬を強いられた上に、2コーナーで前から5番手以内にいた5頭が17・15・18・16・13着に沈んだほどのハイペースを先行集団で追いかけてしまったことが致命的です。さらに追い打ちをかけてレースの終盤でも早めのスパートで前を捕まえに行った為、直線を向いた時には既にお釣りが無くなっていて完全にガス欠の状態。最後は歩いてゴールしていました。2番人気のOスクリーンヒーローも同様で、見せ場すら作れず14着に大敗。母系がマイラー血統のこの馬には酷なスタミナ勝負の厳しい流れがあだとなりました。





2009年5月2日(土)2回東京3日11R第16回テレビ東京杯青葉賞(GII)
1着◎Pアプレザンレーヴ(1番人気)
2着−Aマッハヴェロシティ(7番人気)
3着○Oトップカミング(6番人気)

勝ちタイム 2:26.2
ハロンタイム 12.4 - 11.3 - 11.8 - 12.8 - 12.7 - 12.6 - 12.9 - 12.4 - 12.3 - 11.6 - 11.4 - 12.0
上り 4F 47.3 - 3F 35.0

このレースは僕が今年の牡馬クラシックで期待していた馬の1頭、◎Pアプレザンレーヴを見る為に府中競馬場まで足を運びました。ヘタレの僕はG1レースの混雑に耐えられないので、場内が空いている土曜の重賞に登場するのはまさにもってこい。GW中ということもあり、競馬場は家族連れや若者の団体などが多くとても賑わっていました。

パドックでは最初ややうるさいところを見せていましたが、周回を重ねるごとに冷静さを取り戻し、内田騎手が騎乗する頃にはすっかり落ち着き払っていました。前走の毎日杯ではこの馬を本命にして◎を打っていましたが、ゲートで出遅れて3着と期待を裏切られています。今回のダービーTRでは減り続けて心配していた馬体重もプラス2キロと下げ止まりでまずはひと安心。これなら持てる力を出せる状態であろうと確信してパドックを後に。

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レースは期待通りアプレザンが危なげない競馬で重賞初制覇。道中は前から8、9番手あたりにつけて、いわゆるダービーポジションをキープ。最後の直線では慎重に周囲を確認しながら外へ持ち出してのラストスパートのゴーサイン。上がり3ハロンはメンバー中、最速タイの34秒2をマークして鮮やかにフィニッシュ。ディープのような素人受けする派手さはなくインパクトには欠けるものの、それこそがこの馬の特徴でもあります。道中ずっと他馬の不利を受けないよう、逆に他馬に迷惑をかけないよう、終始セーフティにレースを運ぶ丁寧なレース。道中はずっと外を回りながら、最後は突き放して1馬身1/4差をつけて余裕のゴール。見た目は地味ながら地力は見せたと思います。

アプレザンはここまで5戦3勝でお父さんのシンボリクリスエスに続く親子2代の青葉賞制覇。お父さんはこの段階で6戦3勝でしたので、父より1戦だけ余裕のあるローテーションでのダービー出走となります。530キロ近い雄大な馬格と、それでいて体の大きさを感じさせない軽快なフットワークは、大好きだったお父さんのSクリスエスによく似ていて姿がダブります。強い皐月賞馬(=アンライバルド)がいますが、それに次ぐ勢力としては皐月賞上位組よりも上に立ったのではないかと思います。

予想の方はといえば、「2、3番人気が凡走し、2着3着には4〜9番人気の馬」という僕の予想自体はほぼパーフェクトに近いものでしたが、選んだ5頭は3、5、6、7、8着と2着のマッハだけは抜けていて、文字通りの「(ッハ)抜け」な予想(笑)。

2着のマッハは予想的に最初から消していたので馬券は買いませんでしたが、パドックでも凄く良く見えた1頭で気付いたら写真の枚数はアプレザンに次ぐ2番目でした。ファインダー越しに予想してたら当たってたのかも(笑)。一番ロスのない理想的な競馬で2着に好走しました。柴田善騎手のパーフェクトな騎乗が光りましたが、これだけ完璧な競馬をしても1馬身1/4差をつけられた勝ち馬との力関係は、本番までの短期間で逆転するのは無理だろうと思います。

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3着の○Oトップカミングもとても状態が良さそうに見えたので、距離に不安はあったのですが2番手にしました。結果は惜しい3着。最後に伸び切れず、逆に内からマッハに差し返されたのはこの馬の持つジリ脚のせいであり、母の父Sバクシンオーの距離の壁でもあり。これで早くも5度目の3着。青葉賞の2、3着馬は例年通り、本番のダービーではおそらく用無しになると思います。

3番人気のLピサノカルティエはマイナス10キロでパドックでも覇気がないように見え、むしろ良く4着まで来たなという印象。2番人気で惨敗したDバアゼルリバーはこれまでの内容から言っても明らかに人気がかぶり過ぎ。典型的な「飛ぶ」馬でした。


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天皇賞(春)を現地で見てきました。 ...続きを見る
CW馬なりにて歩む
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のそのつぼやき
2009/05/07 00:16

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
馬連100円分、的中させることが出来ましたが、それにしてもアサクサ・スクリーン・モンテの3頭が・・・。
家元
2009/05/04 19:25
マイネルは買えない馬では無かったですよね。
日経賞の2着馬ですもの、人気が無いのがおかしいぐらいですよね。
かくいう私も、ドリジャニ軸で取り逃がしてしまいましたが、大いに反省しています。
ドリジャニと同じで、「ディクタス」のひ孫だったとは、気が付きませんでした。
残念。
フセイン八木
2009/05/04 23:52
家元さんこんばんは!コメントありがとうございます!
>馬連100円分、的中させることが出来ましたが、
おめでとうございます!あの組み合わせは買いにくいところ。百円でも良く買っていたと思います。BOX買いの成功例かな。
上位人気馬は不甲斐なかったですね。アサクサとスクリーンはハイペースを先行してバテたんでしょうが、後ろから行って展開は有利だったのに伸びなかったモンテは惨敗した理由がよく分からんです┐(゚〜゚)┌
マチベー
2009/05/05 00:08
フセイン八木さんこんばんは!コメントありがとうございます!
>マイネルは買えない馬では無かったですよね。
おっしゃる通りで、なぜこんなに人気が無いのか不思議でした。マイネル軍団には2歳から3歳春にかけて活躍し、古馬になって伸び悩むイメージがあるんで、人気がなかった理由はたぶんマイネルブランドだからかと(笑)。
今年は日経賞組の能力指数が抜群に高かったんですよ。それで2着は消耗の激しかったであろう阪神大賞典組より、日経賞組だろうと予測していたんですが、アサクサを切り捨てられませんでした… ショボーン━━(´・ω・`)━━
マチベー
2009/05/05 00:16
天皇賞は荒れましたね。キッツ買えずに撃沈。

青葉の時の写真から、推定10〜20メートル圏内にいました。
自分も写真をアップしたいんですが、うまくPCにデータを持っていけず試行錯誤しています。

アプレザンはこうなるとダービー◎ですか?
こいつは楽しみですよね。

>◎Pアプレザンレーヴを見る為に府中競馬場まで足を運びました。ヘタレの僕はG1レースの混雑に耐えられないので、場内が空いている土曜の重賞に登場するのはまさにもってこい

まさに同じ意見。一頭の馬を見るために競馬場にいくなんてクロフネ以来です。わざわざパドックで写真をとったのも、クロフネ以来です。アプレザンには首ったけですから^^
くるふね55
2009/05/05 08:02
たまたまテレビがこの番組になっていて、
見ていました、一番人気?アサクサというのか、
始まりました・・・なんでアサクサあそこで足踏みしているの、足踏みしていたわけではないんですね。
やっぱり私には無理な世界でした。
v740gle
2009/05/05 22:02
くるふね55さんこんにちは!コメントありがとうございます!
>青葉の時の写真から、推定10〜20メートル圏内にいました。
おぉ、完全にニアミスですね!きっと僕の知っているブロガーの誰かもこの中にいるんじゃないかな?と想像はしていたんですが、本当に知っている方があの場にいらしたとは驚きです!
>わざわざパドックで写真をとったのも、クロフネ以来です。アプレザンには首ったけですから^^
となると、JRAのCLUBケイバのマイスターホースは3歳牡馬部門がアプレザンだったりしますか?笑。
アプレザンは大型馬だけど重さがないところなど本当にSクリスエスの長所を受け継いでますね。この先まだまだ強くなる可能性を秘めた馬だと思っていますが、現時点では強い皐月賞馬がいるのでダービー制覇まではどうかな?という印象です。お父さんと同じように、本当に強くなるのは古馬になってからと思うので、どうしても親子2代ダービー2着というイメージが浮かんでしまいます(苦笑)。それにしても馬の写真を撮ると、どうしても一眼レフが欲しくなります(;´Д⊂)
マチベー
2009/05/06 16:57
v740gleさんこんにちは!コメントいつもありがとうございます!
>なんでアサクサあそこで足踏みしているの
知らないで見ているとなぜもっと前に行かないのかと感じるでしょうけど、それぞれの馬の持ち味や作戦などもあって道中の位置が決まるんですよね。そのあたりが分かるようになるともっと楽しめるようになりますよ!
>やっぱり私には無理な世界でした。
そんなことはないですよ。興味があるか無いかの違いだけで、決して難しいものではありません。まぁ、僕が競輪や競艇を見ても何も感じないのと同じなのかな(笑)。
マチベー
2009/05/06 17:04

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