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zoom RSS ウオッカ現役続行か?オーナー引退撤回を検討 第59回安田記念回顧

<<   作成日時 : 2009/06/08 14:45   >>

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先日のヴィクトリアマイル圧勝後、一度は年内での現役引退を発表したBウオッカの谷水雄三オーナーが、安田記念の勝利で引退撤回も視野に入れていることをほのめかした。


安田記念でのBウオッカは、オーナーの気持ちを180度反転させるほど、とてつもなく強くてインパクトのある競馬を見せました。
道中はペースが速かったこともあって折り合いも完璧で抜群の手応え。最後の直線を向いていよいよラストスパートの段階で、今日は何馬身ちぎるのか?・・・と観客も期待していたと思います。
ところが、Bウオッカの前にあった馬1頭分のスペースには一瞬だけ早くライバルのEディープスカイが飛び込み、進路が完全に塞がれて前が壁になってしまいました。さらに悪いことに、今度は他馬がまとめて外から追い込んできた為、馬群に包まれて外にも持ち出せない絶体絶命ともいえる大ピンチ。行き場を失った武豊騎手は、やむを得ずいったん外に持ち出して態勢を立て直すという大きなタイムロス。直線半ばではもはや届きそうにない決定的な差をつけられ、もはや万事休すかと思われましたが、そこからがBウオッカの真骨頂、本当のクライマックスはまだ先に待っていました。

ラストの150を切ったあたりで前にいた馬がバテて馬群がばらけ始めると、Bウオッカの前にもスペースが開きました。すると、その一瞬を待っていた武騎手のゴーサインに馬も鋭く反応。爆発的な瞬発力で一気にスペースに飛び込み、横にいたQサイトウイナーを弾き飛ばしてしまうほどのすさまじい勢いでアッという間に馬群を割って抜け出してきました。
いったん前が開けばあとは彼女の独壇場。完全に抜け出していたEディープスカイを並ぶ間もなく一気にかわし、またたく間に先頭へと突き抜けてゴール。普通の馬なら惨敗していてもおかしくないほどの致命的な不利をはねのけ、着差は4分の3馬身ながら、7馬身ちぎった前走のヴィクトリアマイル以上の強烈なインパクトを残して6つ目のG1タイトル奪取に成功しました。

騎乗していた武豊騎手は、レース後のインタビューで「馬に申し訳ないことをした」と謝っていましたが、あれだけ大きな不利がありながら最後は力でねじ伏せた強い競馬に、他の騎手はただ呆れるばかり。上がり3ハロンのタイムは35秒7でメンバー中で4番目ですが、最後の150メートルで見せた末脚は間違いなくレース史上最速ともいえる恐るべき切れ味でした。馬に負担をかけることなく、無理をさせずにきっちり勝たせるスマートな競馬を心がけている武騎手にとっては、かなり不本意であろう不格好で馬に負担の大きいレース運びがかえってBウオッカの怪物ぶりを際立たせ、ファンを熱狂させる皮肉な結果となりました。

安田記念は昨年に引き続いての優勝となり、92、93年のヤマニンゼファー以来、16年ぶり史上2頭目となる同レース連覇を達成。1番人気馬が10連敗中だったこのレースで、98年のタイキシャトル以来11年ぶりとなる単勝1番人気での優勝を飾りました。
また、これでG1は6勝目でメジロドーベルを抜いて牝馬の単独トップに立ち、JRA歴代最多の7勝で並ぶシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトにもあと1勝に迫りました。通算獲得賞金も10億1991万1800円とし、牝馬として史上初めて10億円を突破。またしても記録づくめの勝利となりました。このレースぶりを見て、改めて谷水オーナーは現役の続行も考え始めたようです。

牝馬ですから、余力のあるうちに引退して繁殖に上がった方が馬の為でもありますが、この日のレースを見れば、まだ現役を続けて再び大レースに挑戦してみたい、そんな希望をオーナーが再び燃え上がらせてしまったのも無理もありません。それほどまでに強烈な印象を残す一戦でした。宝塚記念は馬の様子を見て出走するか否か判断するとのことですが、梅雨入り間近、馬場が悪化する可能性が高いこの時期に無理してレースを使う必要はありません。ましてやこんなに馬に負担のかかるレースをした後は、回復にも時間がかかりますし、脚元の故障の原因ともなります。無理せずこのまま秋までじっくり休養して、また得意の府中のターフに戻ってきてくれればそれでいい、個人的にはそんな風に思いますが、それだと関西の競馬ファンや関係者に納得してもらえないのかもしれません。


2009年6月7日(日)3回東京6日11R第59回安田記念
1着◎Bウオッカ(1番人気)
2着○Eディープスカイ(2番人気)
3着− Cファリダット(10番人気)

勝ちタイム 1:33.5
ハロンタイム 12.0 - 10.6 - 10.8 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.6 - 12.4
上り 4F 48.2 - 3F 36.1




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コメント(2件)

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子供を見たい気持ちもあるし、ウオッカは競争族だという気もするし…
これは難しいところですよね。
いでちゅるふ☆
2009/06/08 21:16
いでちゅるふさんこんにちは!コメントありがとうございます!
>子供を見たい気持ちもあるし、ウオッカは競争族だという気もするし…
同感ですね。早くに引退して早くに種付けすれば、必ず走る子が生まれるというならともかく、実際にはそうとは限りませんからね。
これだけ男勝りでタフな馬だと、繁殖では成功しない可能性も高いですから、それならできるだけ長く現役で走ってくれた方が楽しませてもらえるという気もしますし。でもレースで目いっぱい使うと怪我などの恐れもありますから、やはり無事なうちに早く繁殖に上げた方が馬の為かなという気がしますね。
マチベー
2009/06/10 16:56

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