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zoom RSS 第29回ジャパンカップ回顧!またも名勝負の誕生

<<   作成日時 : 2009/11/29 17:50   >>

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第29回ジャパンカップは、単勝1番人気のDウオッカが2:22.4という好タイムで快勝。通算7つ目のG1タイトルを手に入れました。


2009年11月29日(日)5回東京8日10R第29回ジャパンカップ(GI)
1着△Dウオッカ(1番人気)
2着△Iオウケンブルースリ(2番人気)
3着△Eレッドディザイア(6番人気)
4着○Oコンデュイット(3番人気)
5着−Bエアシェイディ(11番人気)

勝ちタイム 2:22.4
ハロンタイム 12.7 - 10.5 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.4 - 11.4 - 12.3
上り 4F 47.1 - 3F 35.1


勝ったDウオッカは、これで通算25戦10勝(海外3戦0勝を含む)、重賞は8勝でG1はシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトに並ぶ史上最多タイの7勝目。牝馬の最多G1獲得はもちろん、獲得賞金も歴代牝馬の最多記録をさらに大きく更新しました。

手綱を取ったルメール騎手の騎乗も見事の一言。抜群のスタートで好位置につけると、ハイペースを無理なく先行して4,5番手で折り合い、直線では早めに抜け出す横綱相撲。さすがに最後は脚いろがいっぱいになり、外から猛追してきたIオウケンブルースリにハナ差まで詰め寄られましたが、なんとか凌いで輝かしいキャリアにまた一つビッグタイトルを上積みさせました。この秋2戦して2,3着と神話に陰りが見られたDウオッカを鮮やかに復活させ、「これぞウオッカだ!」という強い競馬をファンに見せつけてくれました。

前走の天皇賞(秋)で3着と敗れたあと、角居調教師が「こんなに負けるのは馬が可哀想」と語っていましたが、これは暗に武騎手の騎乗を批判していたとも解釈できるコメントです。本来なら負けるはずのないレースで負けてしまったという怒りが滲み出ていたような会見時の表情、そして今回の乗り替わり。もちろん、Hリーチザクラウンとの兼ね合いもあっての交代でしょうが、たとえ武豊騎手であってもミスは許さないという陣営の非情な采配とあくなき勝利への執念とが合わさり、今回のJC初制覇に結びついたように思います。

騎乗したルメール騎手はこれで中央のG1は4勝目になりますが、05年ハーツクライの有馬記念、昨年のリトルアマポーラのエリザベス女王杯にJCダートのカネヒキリ、そして今回と、全てテン乗りで大レースに好結果を出してきました。これらのレースに共通するのは、いずれも前走の騎手が武豊&幸四郎兄弟からの乗り替わりであるということ。今後は「G1レースで武兄弟から乗り替わった時のルメールには逆らうな」という格言を胸に刻んでおこうと思います(笑)。

2着には敗れたものの、Iオウケンブルースリの急激な成長ぶりにも目を見張るものがありました。パドックでの馬体のハリも素晴らしく、今回のメンバーで際立って良く見えました。
レースが始まるといつものようにスタート直後からじっくりと後方に待機。3コーナー過ぎから他の馬が行き出してもじっと我慢して、4コーナー入り口では最後方まで下げて末脚勝負という自分の競馬に徹しました。

直線では大外に持ち出してGOサインを出すと、メンバー最速の上がり34秒1を記録する剛脚で勝ち馬を猛追。最後はハナ差で敗れましたが、この馬の凄まじい末脚が歴史的な名勝負を演出したことは間違いありません。
奇しくも、昨年のJCと今回とで馬体重は同じ482キロですが、中身は全く違う馬といえるほど逞しく成長していました。3歳4月という遅い初出走で、デビューしてまだ1年半を過ぎたばかり。これからまだまだ伸びていく余地があるようで、本当に完成の域に達するのは、来シーズンになってからかもしれません。

期待したHリーチザクラウンは9着。無理をしているようには見えませんでしたが、スタート直後に@アサクサキングスCエイシンデピュティに絡まれたぶん、ペースが予定よりだいぶ速くなりました。千メートル通過が59秒、2千メートル通過が1分58秒7という速いラップでは、さすがに東京の2400Mを逃げ切るには厳しく、直線では馬群に飲み込まれてしまいました。

注目されたOコンデュイットは4着。後方待機から、直線勝負で追い込むいつも通りの競馬でしたが、この馬自身としては力は出し切っているものの、2分22秒4という勝ちタイムが少し速かったかもしれません。BCターフ連覇の実績に恥じない強い競馬で実力は余すところなく見せてくれましたが、それでも負けたのは先にゴールした3頭を褒めるべき。勝った馬があまりにも強すぎたということだと思います。改めて、Dウオッカの東京コースでの鬼のような強さ、凄さが際立つレース結果となりました。

しかし、Dウオッカという馬はつくづく名勝負を演出しますな。昨年の天皇賞(秋)でのダイワスカーレットとの叩き合い、今年の安田記念でのディープスカイとの激突、そして今回のジャパンカップと、長くファンの記憶に残る歴史的名勝負をこれだけ見せてくれる馬もなかなかいません。記憶に残る馬という点では、オグリキャップ以来の強烈な存在感ではないでしょうか。








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河村 清明

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ウオッカは、写真判定に強い馬ですね。
天性のランナーとでも言うのでしょうか。
体はオウケンの方が出ているのに、ハナはウオッカの方が前なんですから・・・。

しかし、数々の無理をしてきているので、このあたりが潮時のような気がします。
あまり、無理をさせて、ホクトベガのようにならないように祈っています。
フセイン八木
2009/12/01 04:05
フセイン八木さんこんばんは!引き続きコメントありがとうございます!
>ウオッカは、写真判定に強い馬ですね。

ホントですね。これで写真は2戦2勝。天性の勝負強さを持っている馬なんでしょう。それが人気の理由の一つでもあります。

>しかし、数々の無理をしてきているので、このあたりが潮時のような気がします。

今回の鼻出血もちょうどいい引き際なのかもしれません。僕は競走馬は余力を残して引退すべきと思っていますが、牝馬はなおさら早めの引退がいいと思います。JCを勝ったところでそのまま引退なら、ファンは残念がるでしょうが、馬の為には今が引退の時ですよね。
マチベー
2009/12/02 00:17

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