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zoom RSS 桜花賞枠順確定! 2010春のクラシック展望 牝馬編

<<   作成日時 : 2010/04/09 15:02   >>

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第70回桜花賞の枠順が確定しました。いよいよクラシックシーズンの到来です。



2010年4月11日(日)2回阪神6日10R第70回桜花賞(GI)
1-1 ショウリュウムーン(牝3、佐藤哲三、栗・佐々木晶三)
1-2 ギンザボナンザ(牝3、北村宏司、美・池上昌弘)
2-3 アプリコットフィズ(牝3、横山典弘、美・小島太)
2-4 コスモネモシン(牝3、石橋脩、美・清水英克)
3-5 モトヒメ(牝3、大野拓弥、美・松永康利)
3-6 ワイルドラズベリー(牝3、浜中俊、栗・中尾秀正)
4-7 タガノエリザベート(牝3、川田将雅、栗・松田博資)
4-8 オウケンサクラ(牝3、安藤勝己、栗・音無秀孝)
5-9 アパパネ(牝3、蛯名正義、美・国枝栄)
5-10 レディアルバローザ(牝3、和田竜二、栗・池江泰郎)
6-11 エーシンリターンズ(牝3、福永祐一、栗・坂口正則)
6-12 ステラリード(牝3、藤田伸二、栗・森秀行)
7-13 アニメイトバイオ(牝3、内田博幸、美・牧光二)
7-14 ジュエルオブナイル(牝3、幸英明、栗・荒川義之)
7-15 サウンドバリアー(牝3、渡辺薫彦、栗・安達昭夫)
8-16 ラナンキュラス(牝3、四位洋文、栗・矢作芳人)
8-17 シンメイフジ(牝3、岩田康誠、栗・安田隆行)
8-18 プリンセスメモリー(牝3、勝浦正樹、美・高橋義博)









牝馬3冠ロードにつながるステップレースを振り返り、今年のクラシックを検討してみます。



2010年3月20日(土)2回中山7日11R第24回フラワーカップ(GIII)
天候:晴 芝:良
勝ちタイム 1:50.3
ハロンタイム 12.3 - 11.5 - 12.7 - 13.1 - 12.9 - 12.7 - 12.1 - 11.7 - 11.3
上り 4F 47.8 - 3F 35.1
 
1着オウケンサクラ
2着コスモネモシン 1 1/4
3着サンテミリオン 1 1/2

ここ10年で桜花賞馬2頭、オークス馬1頭、秋華賞馬1頭を輩出し、もはやチューリップ賞に次ぐ出世レース的な存在となったフラワーカップ。
今年のレースは前半千メートルが1分2秒というスローな流れ。中山千八らしい典型的な前残りの展開で、後方から差す馬はこの時点で総崩れが予想されました。デビュー2連勝中で断然人気のサンテミリオンに注目が集まったものの、伸び切れずに3着止まり。2番人気のシンメイフジも追い込み脚質では届くはずもなく5着が精いっぱい。

道中3番手から早めに抜け出したオウケンサクラが快勝して重賞初制覇。勝ったオウケンは、母が98年エリザベス女王杯2着のランフォザドリーム、祖母もシンザン記念を勝って桜花賞でも上位人気に支持されたミルフォードスルーという血統で、親子3代に渡ってG1戦線で活躍している良血一族の馬。道悪に泣いたチューリップ賞から中1週で出走して快勝しましたが、桜花賞は無理せずオークス1本でも良かったのでは?というのが個人的な見解です。ここで無理をしたことで、本番前にガソリンを使い切ってしまったのではないかという懸念があります。

2着のコスモネモシンも、11番人気で勝ったフェアリーS勝ちがフロック視されているフシもありましたが、2走続けての好走で地力のあることを証明しました。堅実な走りで、クラシックの本番でも穴馬として無視できない不気味な存在になりそうです。

3着で賞金加算ができず、桜花賞には出走できなかったサンテミリオンですが、展開がせわしない1マイルの桜花賞よりもオークスに向いている印象。臨戦過程や存在感が94年のオークス馬チョウカイキャロルと似ており、オークスTRで権利を取れれば狙いたい1頭です。デビュー以来、馬体重が減り続けているのが気がかりなマイナス要因で、体調面も含めて次のレースには特に注目しておきたいと思います。



2010年3月14日(日)1回阪神6日11R第44回報知杯フィリーズレビュー(GII)
天候:晴 芝:良
勝ちタイム 1:22.8
ハロンタイム 12.2 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 11.8 - 12.0 - 11.9
上り 4F 47.8 - 3F 35.7

1着サウンドバリアー
2着ラナンキュラス ハナ
3着レディアルバローザ クビ

このレースをステップにして牝馬3冠レースを制した馬は、ここ10年では2000年のシルクプリマドンナ、2005年のラインクラフトとエアメサイア、それに2008年のレジネッタといったところ。シルクは、オークスを制したあと1勝もできずに引退。レジネッタも桜花賞優勝後は16戦未勝利など、早熟なタイプが活躍する傾向が強く、将来性よりも現時点での仕上がり度が問われるレース。クラシックと直結するかは疑問です。

千メートル通過が58秒9という短距離戦らしい速い展開の中、ゴール前は1着から5着までがハナ、クビ、アタマ、同着という大混戦になりました。そんな中、外から伸びてきたのは1番人気のラナンキュラスと伏兵のサウンドバリアー。最後はハナ差で人気薄のサウンドバリアーが制しました。

勝った馬はアグネスデジタル産駒で、エルフィンSで9着惨敗していたところから評価が下がっていました。父同様、末脚の切れ味で勝負するタイプのため、展開や馬場状態にかなり左右されるでしょう。ツボにハマれば強烈な決め手を発揮する反面、展開が合わなければ惨敗するため信頼性には欠け、マイルCSで大穴を開けた父同様、あくまで人気薄でこその伏兵の1頭だと思います。

上位3着までが桜花賞の優先出走権を手にしましたが、いずれも距離延長には疑問のつく馬ばかり。3頭とも桜花賞よりもここが勝負で、この中から今年の3冠レースを制する馬が出る確率は極めて低いのではないでしょうか。G1レースを3勝したファレノプシスの仔ラナンキュラスも、もう一つ伸び悩んでいて母と同等の活躍を望むのは酷な気がします。





2010年3月13日(土)2回中山5日11Rアネモネステークス
天候:晴 芝:良
勝ちタイム 1:35.6
ハロンタイム 12.4 - 11.5 - 11.4 - 12.0 - 12.2 - 12.3 - 11.9 - 11.9
上り 4F 48.3 - 3F 36.1

1着ギンザボナンザ
2着アニメイトバイオ 1/2
3着ミオリチャン クビ

千メートル通過59秒5という遅めの平均ペース。G1の阪神JFで2着のアニメイトバイオが断然の人気を集めるも、勝ったのは2番人気のギンザボナンザ。クイーンC7着惨敗のあとでしたが、このメンバーなら素質は明らかに上位です。中団の前の方に位置して早めに仕掛け、4コーナーでは3番手から抜け出してスパート。最後はアニメイトの追い上げをしのいで半馬身差で先着しました。

圧倒的人気のアニメイトは、賞金的に桜花賞出走に余裕があり、前走からプラス14キロと成長分を含めても余裕残しの仕上げ。明らかに叩き台という仕上げで勝ちに来ていないレースでしたが、余裕の仕上げとはいえここで負けたのは誤算だったと思います。そのアニメイトを破ったギンザボナンザは、91年のオークス馬アドラーブルの孫にあたり、こちらもなかなかの良血馬です。

ちなみに、かつて阪神の千四で行われていたこのレースが中山の千六に移行してきたのが2000年。それから今年でちょうど10年の節目となりますが、過去10年でこのレースをステップにクラシックで上位に食い込んだのは、桜花賞が1着1頭に3着馬が2頭、オークス3着馬が1頭とG1実績では少し格下のレース。
しかも、クラシック本番で3着以内に食い込んだ4頭のうち3頭はこのレースの勝ち馬です。2着以下から巻き返して好走した例は2002年の桜花賞馬アローキャリーだけで、これは例外的な存在と考えるべき。いくら太め残しとはいえ、桜花賞の有力候補でもあるアニメイトとしては、勝たなくてはいけないレースだったのでは。アニメイトの評価は下げざるをえない結果となりました。






2010年3月6日(土)1回阪神3日11R第17回チューリップ賞(GIII)
天候:曇 芝:重
勝ちタイム 1:36.1
ハロンタイム 12.7 - 11.0 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 11.9 - 11.3 - 12.1
上り 4F 47.8 - 3F 35.3

1着ショウリュウムーン
2着アパパネ 3/4
3着エーシンリターンズ アタマ


言わずと知れた、牝馬クラシックの最重要ステップレース。過去10年のデータでは、チューリップ賞を使った馬がその年の桜花賞で11頭、オークスでも9頭が3着以内に入っています。ただ、今年は馬場が重馬場だったこともあり、本番が良馬場で行われた場合に例年通りにリンクするのか難しいところ。

千メートル通過が60秒8は、この日の馬場状態を考ペースはやや早めか。勝ったショウリュウムーンは、中団に控えて直線で一気にスパート。一方、2歳牝馬チャンピオンのアパパネは、好位追走から早めの仕掛けで抜け出してきました。ゴール前は2頭による併せ馬の形になりましたが、流れが厳しかったぶん、後ろから差してきたショウリュウに勢いがあって差し切り勝ち。

ただ、敗れたアパパネがプラス6キロで本番を意識して太め残しに仕上げてきたのに対し、勝ったショウリュウは前走比マイナス8キロ。デビュー時464キロだった体が→462→458→450と4戦連続して減り続けているのは明らかに評価ダウン。これでは本番まで余力が残らず、チューリップ賞が状態のピークだった可能性が高いと思います。

一方のアパパネは、オークスまでを視野に入れた余裕のある仕上げで臨んでの2着。休み明けも、初めての重馬場もソツなくこなし、本番に向けて視界良好といえるステップを使えたと考えていいでしょう。桜花賞でも前走と同様、現地滞在の栗東留学で臨むので調整には不安も少ないと見ています。調整過程は順調そのもので、現時点での桜花賞の最有力候補はやはりこの馬ということになるでしょう。

3着のエーシンリターンズも、地味な存在ながらエルフィンSとチューリップ賞という重要ステップを続けて好走したことで地力を証明。本番でも無視できない存在となりますが、父がダービー馬で母がエリザベス女王杯3着馬という配合や叩き上げの成績からも、素質がモノを言う桜花賞よりキャリアが生きてくるオークスでさらに光るのかも。






2010年2月20日(土)1回東京7日11R第45回デイリー杯クイーンカップ(GIII)
天候:晴 芝:良
勝ちタイム 1:34.4
ハロンタイム 12.4 - 11.0 - 11.6 - 12.1 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 12.1
上り 4F 47.3 - 3F 35.2

1着アプリコットフィズ
2着プリンセスメモリー 2
3着テイラーバートン 3/4


2強と思われたレースは、1番人気のアプリコットフィズが盤石の強さで快勝して人気に応えました。平均ペースで勝った馬は先行して早めに抜け出す理想的な競馬でしたが、勝ちタイムもこの時期の3歳牝馬としてはまずまず優秀な時計です。府中のマイル戦で正攻法から強い勝ち方をしたことは、勝ち馬の潜在能力の高さを証明していると思います。

勝ったアプリコットフィズは、言わずと知れた名馬マンハッタンカフェの姪に当たる良血馬で、父はダービー馬ジャングルポケット。その配合からもスケールの大きさや将来性が十分に感じられます。血統も桜花賞よりオークスが最大目標と考えられ、ステップレースを使うことなく桜花賞1本というローテーションからも桜花賞は少し割引評価しないといけません。逆に、このローテーションで桜花賞を勝ち負けするようであれば、オークスでは間違いなくこの馬が中心となります。

この馬の不安点は増えない馬体重でしょうか。デビューから3戦続けて430キロジャスト、調教後の体重でも428キロということは、本番ではマイナス体重での出走が予想され、カイ食いが悪いのかもしれません。成長期に体が増えないということは、減点材料にはなっても決して楽観材料とはなりません。父系、母系ともに道悪馬場が苦手だったことから、馬場の悪化も避けたいところです。

2着のプリンセスメモリーもこのレースから桜花賞に直行しますが、母系には短距離王だったデュランダルもいる良血も、活躍馬はいずれも短距離馬ばかり。父もミスプロ系の短距離馬だけに、1マイルでも守備範囲のギリギリか。しかも390キロ台の華奢な馬体で、調教後の計測でもさらに減って386キロ。この細身でクラシックの激戦を勝ち抜くのは難しいでしょう。












2010年2月6日(土)2回京都3日9Rエルフィンステークス
天候:晴 芝:良
勝ちタイム 1:36.1
ハロンタイム 12.5 - 11.2 - 11.7 - 12.8 - 12.8 - 12.0 - 11.5 - 11.6
上り 4F 47.9 - 3F 35.1

1着エーシンリターンズ
2着ヴィクトリーマーチ 1/2


OP特別ながら、近年クラシックでの活躍馬が目立つ出世レースの一つ。今年の勝ち馬はチューリップ賞3着のエーシンリターンズ。時計は平凡ですが、重要なステップレースを2走続けて好走していることで能力も高いと思います。ただ、体が大きく減っているので、本番前に強い稽古はできないかも。コンディションが気になります。





2010年1月11日(月)1回中山4日11R第26回フェアリーステークス(GIII)
1着コスモネモシン
2着アプリコットフィズ クビ
3着テイラーバートン 1 1/4

勝ちタイム 1:34.8
ハロンタイム 12.3 - 10.6 - 10.9 - 11.2 - 11.8 - 12.6 - 12.4 - 13.0
上り 4F 49.8 - 3F 38.0


明け3歳になって最初の重賞でしたが、勝ったのは11番人気の伏兵だったコスモネモシン。フラワーCでも好走するなど安定感があります。スケールの大きさは感じられませんが、堅実な走りで2、3着候補としては面白い存在になりそうです。2着のアプリコットは取りこぼしと言える内容でしたが、素質の高さは確認できました。






2010年1月17日(日)1回京都6日9R紅梅ステークス
1着ワイルドラズベリー
2着アイアムルビー  1 1/4

勝ちタイム 1:22.5
ハロンタイム 12.4 - 11.2 - 11.8 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.6
上り 4F 47.1 - 3F 35.1


2003年の勝ち馬スティルインラブが牝馬3冠、2004年の勝ち馬スイープトウショウが秋華賞馬、2007年の勝ち馬ローブデコルテがオークス馬など、2000年代に入って多くの活躍馬を輩出、注目度もアップした紅梅S。今年の勝ち馬ワイルドラズベリーは、このレースを勝ったあとチューリップ賞で7着と惨敗して評価を落としました。しかしながら、チューリップ賞は道悪が敗因とハッキリしていますし、このレースで2着のアイアムルビーはエルフィンSでも好走、4着のレディアルバローザも、フィリーズレビューで3着とレースのレベルも低くはありません。良馬場なら巻き返しがあっても不思議はなく、本番での人気が低いなら積極的に狙ってみたい1頭です。










こうした各レースの比較をふまえると、今年もやはり例年通りチューリップ賞組が中心で、次いでフラワーカップ組、アネモネS組が続いて、最期がフィリーズレビュー組という評価になるでしょうか。フラワーカップ組は桜花賞よりオークスで注目したい素材が揃っています。最終的な結論は天気予報などをふまえて土曜日に出す予定です。


結論:現時点での評価
桜花賞 1位アパパネ
     2位ギンザボナンザ
     3位アプリコットフィズ

オークス 1位サンテミリオン
      2位アプリコットフィズ
      3位オウケンサクラ


※これはあくまで評価ポイントのランキングで馬券の予想とは別です。馬券的には狙える馬が他にいますのでご注意を。












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