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zoom RSS Jリーグ第10節 FC東京 0-0 ベガルタ仙台 城福監督は決断の時!(追記あり)

<<   作成日時 : 2010/05/06 12:23   >>

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開幕10試合目の節目で5月5日の子供の日というキリ番マッチ?だったので、鼻歌まじりに自転車をこいで開幕戦以来のスタジアム観戦に足を運びましたが結果はスコアレスドロー。


スタメンはGK権田、4バックのDFラインが徳永、森重、今野、長友、MFがダブルボランチに梶山と羽生、両サイドが右が石川直で左が鈴木達、2トップのFWが平山とリカルジーニョでした。

このスタメンはいつもと変わらない顔ぶれですが僕としてはかなり意外でした。それは全く結果の出ていない平山相太が控えに回るだろうと思っていたから。もちろんチームの不振は誰か一人の責任だけではなく、チーム全体の問題でもありますが、ここ数試合の東京が勝てなかった理由としてFW平山が決定的なチャンスを外してきたことが直接的な要因になっていました。前節の広島戦では前半28分での途中交代。それゆえ、仙台戦での相太のスタメン落ちは当然と思われていましたから、まさかの先発出場だったと。結果的には、この判断も誤りだった訳ですが・・・。

前半6分に徳永と石川のコンビで仙台の右サイドを崩し、中央の平山へ決定的なラストパスを送るもこれをまさかのミスキック。開幕戦ロスタイムの決勝ゴールとほとんど同じような状況の中、触れば1点のごっつぁんゴールのはずが無得点に終わったことで、押せ押せムードからどこか歯車が狂い始めました。ボールは支配するものの、先制ゴールを逃した焦りからかフィニッシュも雑になり、シュートは撃っても枠を捉えることができない場面が目立ちました。

その後も何度かチャンスはあったものの、ゴール前に攻め上がっている人数が少なすぎることとシュートの精度が低いこともあって得点には程遠く、仙台守備陣に脅威を与えるまでには至らず。後半、中盤の松下、攻撃的なサイドバックに中村北斗、冷静さを欠いているように見えたリカに代えてFW赤嶺を投入。しかし、いずれも流れを変えるような働きはできないまま存在感は埋没し、ゲームはそのまま0-0で終了。試合後にはサポーターからの厳しいブーイングが起きてしまいました(かくいう僕もブーイングをしていた一人)。

東京はこの試合も含め、リーグ戦でここ6戦続けて勝ち星なし。開幕から10試合を終えて2勝4敗4分けでリーグ14位と低迷しています。不振の原因は恐ろしいまでにシンプル。守備陣は非常に堅実で、失点数が首位を走る清水の8失点に次いで少ない9失点と踏ん張っています。昨年の同じ時期は10試合で19失点と守備が崩壊していたことを考えると、今年はディフェンスが奮闘していることが分かります。

一方で攻撃陣の不振は目を覆うばかり。10試合で7得点は前節まで最下位だった神戸よりも少ないリーグ最少得点。リーグ得点王が日本代表の前田ら3人の6点ですから、東京のチームトータルを越えられてしまうのも時間の問題になってきました。仙台戦では相手の4倍近い15本のシュートを放ちながら無得点、前節の広島戦でも相手の3倍近い23本のシュートで1点しか取れずに競り負けるなど、得点力不足が深刻です。

チーム全体もどこかチグハグな印象。本来ならサイドを突破するはずのナオが中央に入り過ぎている一方、スピードも小技もなくクロスの精度も低いセンターフォワードの平山が頻繁にサイドに開いてボールを受けるなど、全く機能していないプレーが目立ちました。攻撃の選手が前を向いてボールを受けても、勝負しに行かずに後ろからの上がりを待って横パスやバックパスを選択していては、本当に点を取る気があるのかと疑いたくもなります。ボールポゼッションを高めることも必要ですが、それだけでは引分けがやっとで勝利ははるか彼方になってしまいます。

久々に右のサイドバックでプレーした徳永の前半は良かったと思ったのに、後半途中に梶山を交代するとまたボランチ起用。羽生と徳永のボランチは二人の持ち味が生きておらずまるで機能していません。キム・ヨングンをなぜ使わない?負傷が癒えて先発復帰した梶山とナオも本来のプレーのキレが戻るにはまだ時間がかかりそうで、疑問だらけの選手起用に城福監督の苦悩が伺えます。負傷で長期離脱中の米本が戻るまで浮上できないようだと、その前に監督が更迭されてしまう可能性も出てきました。


内容は決して悪くないとはいえ、結果が出なければその責任を問われてしまうのがプロの宿命。内容が良いから悲観する必要はないという意見も単なる言い訳に聞こえてしまいますし、結果の出ていない選手を使い続けることはサブにいる他の選手たちのモチベーションを下げるだけでなく、サポーターからも厳しく批判されることになるその選手自身の為にも良くないと思います。

選手たちは頑張っているのだからと擁護するファンも少なからずいて、昨日の試合でも終了後に拍手を送っているサポーターが大勢いました。しかし、頑張っているから結果が出なくても許してやれという慣れ合いの関係ではチームは強くなりません。強くならなければファンも増えず、ファンが増えなければチームの収入も下がり、収入が下がれば選手やスタッフの給料も大幅にダウンし、最悪の場合には大量に解雇されます。そうなれば、結果として苦しむことになるのは紛れもなく選手たち自身なのです。

それだけではありません。チームの経営状態が悪化すれば、真っ先に切られるのは若手ではなくむしろ年俸の高いチームのスター選手たちです。東京の中で給料が高いのは、今野やナオや平山といった代表経験者の看板選手たち。チームの不振が長引けば、他チームに彼らを売って経営をスリム化せざるを得なくなります。昨年、FWのカボレが中東のチームに移籍したのは記憶に新しいところですが、あの移籍も中東からの引き抜きではなく、チームの財政事情の悪化で東京側から売却を持ちかけたというのが実情だと聞きました。このまま不振が続けば、ナオも今野も平山も来年は東京にはいなくなるかもしれません。選手は頑張っているんだからいいじゃないかというファンの方は、彼らがチームを去ることになっても良いのでしょうか。僕はそうは思いません。


本当に選手たちを応援し、彼らのプレーをずっと見ていたいと思うなら、結果が出ない時には厳しい叱咤激励をするのもサポーターの役割ではないかと思います。一度はJ2落ちの辛酸を舐めながら、現在はリーグを代表する強豪にまで生まれ変わった浦和にはそうしたチームとサポーターとの緊張関係があったからこそ、今の地位に昇りつめることができました。勝ち負けが全てではないとはいえ、東京にも優勝争いをするチームになって欲しい、今いる選手たちをずっと応援したいと願うなら、時に厳しい対応も必要だと思います。それが「愛」であり、甘やかすことはただの「情」に過ぎません。

「情に棹させば流される」は夏目漱石の草枕に出てくる有名なフレーズですが、この言葉の通りで情に流されてしまうとますます事態が悪くなる一方です。不甲斐ない戦いを続けるチームに温かい励ましの拍手を送ることはまさに情に棹をさす行為で、流れ流れて現状をもっと悪化させてしまうことになります。本当に応援しているなら、その流れにさからって(=ブーイング)いかないと、結果として選手やスタッフをさらに苦しめることになります。

15日の清水は現在リーグの首位を走る好調の相手だけに、次節の山形戦と合わせてここ2戦は内容よりも結果が求められる試合になってしまいました。ファンに愛されている城福監督がいなくなってしまったら一大事です。ここは城福さんの決断の時。思い切った先発の交代でチームに変化を与え、情に棹をさして流されてしまうことなく踏み留まって貰いたいと思います。











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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>本当に選手たちを応援し、彼らのプレーをずっと見続けたいと思うなら、結果が出ない時には厳しい叱咤激励をするのもサポーターの役割ではないかと思います。一度はJ2落ちの辛酸を舐めながら、現在はリーグを代表する強豪にまで生まれ変わった浦和にはそうしたチームとサポーターとの緊張関係があったからこそ、今の地位に昇りつめることができました。勝ち負けが全てではないとはいえ、東京にも優勝争いをするチームになって欲しいと願うなら、時に厳しい対応も必要だと思います。

私もそのような考えですが違う人が多いみたいで。
一生懸命やるのは当たり前。
勝ってなんぼの世界だと思っているのですが。
それがやならそれこそJリーガーではなく、他でプレーすればと思っています。
v740gle
2010/05/06 21:46
v740gleさんこんばんは!引き続きコメントありがとうございます!
>一生懸命やるのは当たり前。
勝ってなんぼの世界だと思っているのですが。
おっしゃる通り、負け続けても「次また頑張ろう」で済むなら、それはプロではないですね。プロは自分の給料だけでなく、チームスタッフの給料も稼がないといけません。さらにはスポンサー企業から貰った協賛金以上のメリットを返せなければ、スポンサーは撤退してしまいます。そうなれば監督はクビになり、給料の高い主力選手は高い方から順に売却される訳で、今いるレギュラーの大半が他チームに移籍することになります。拍手していた人たちはそれでいいのか?と聞いてみたいですね。
マチベー
2010/05/08 00:50

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