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zoom RSS 2012年春のクラシック展望!牝馬編

<<   作成日時 : 2012/04/08 11:59   >>

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桜花賞当日になってしまいましたが、ここでは目の前のレースの馬券予想だけではなく、シーズン全体を見通して今後の展開を予測して各馬の能力などを測る物差しにしようと思います。


本当なら桜花賞の枠順が確定した段階で公開する予定だった記事ですが、睡眠不足で執筆時間が確保できず、順序が入れ替わって桜花賞の予想を先に公開してしまいました(^_^;)
タイミングが中途半端になってしまったのは何とも不本意ですが、後で振り返ってこの年のクラシック戦線はどうだったと回想する時の為の記録として残したいので、とりあえず最後まで完成させて投稿しておくことにします。



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2012年1月8日(日)1回京都2日11R第46回日刊スポーツ賞シンザン記念(GIII)
1600m 芝・右 外 天候:曇  芝:良
勝ちタイム 1:34.3
ハロンタイム 12.2 - 11.1 - 11.7 - 12.2 - 11.6 - 11.9 - 11.7 - 11.9
上り 4F 47.1 - 3F 35.5

1着ジェンティルドンナ
2着マイネルアトラクト 1 1/4
3着プレミアムブルー 1 1/4

本来なら牡馬クラシック戦線の一角を担うレースですが、今年は牝馬のジェンティルドンナが並居る牡馬勢を蹴散らして快勝。過去20年でこのレースを牝馬が制したのは99年のフサイチエアデール以来13年ぶり4頭目ですし、勝ちタイムの1分34秒3も非常に優秀な時計です。

過去の3頭のうち、桜花賞で1番人気になったダンツシリウス以外の2頭はシーキングザパールがNHKマイルC1着、フサイチエアデールが桜花賞2着といずれも3歳春のG1で連対を果たしました。この時期に牡馬に混じって重賞で勝ち負けしている牝馬という時点で相当な素質を持っていると見て間違いないですが、これ以上の馬体減があるとまずいですので、馬券の取捨選択をする際は当日の馬体重に注目したいところです。


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2012年1月9日(祝・月) 1回中山3日11R第28回フェアリーステークス(GIII)
天候:晴  芝:良
1着トーセンベニザクラ
2着マイネエポナ クビ
3着ダイワミストレス ハナ

勝ちタイム 1:35.5
ハロンタイム 12.3 - 11.7 - 11.7 - 12.1 - 12.5 - 12.2 - 11.5 - 11.5
上り 4F 47.7 - 3F 35.2

1着から13着までが0秒5差以内にひしめくという大混戦の中、勝ったのは阪神JF出走で3番人気のトーセンベニザクラ。千メートル通過が1分0秒3というゆったりした流れで内枠の先行馬が2、3着に残る中、外から馬群を割って豪快に突き抜けました。

その後に出走したアネモネSでは不良馬場に泣いて5着に惨敗しましたが、決め手の鋭さでは今回のメンバーの中でも上位にランクする破壊力でしょう。ただ、厩舎、騎手ともにクラシックの経験が浅いのが大きなハンデになりそう。2着のマイネエポナについてはアネモネSのところで改めて言及します。


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2012年1月15日(日)1回京都5日10R紅梅ステークス(OP)
1着サウンドオブハート
2着マイネボヌール 1/2

勝ちタイム 1:22.7  
ハロンタイム 12.6 - 11.8 - 12.2 - 11.8 - 11.2 - 11.5 - 11.6
上り 4F 46.1 - 3F 34.3

03年の3冠牝馬スティルインラブ、04年の秋華賞馬スイープトウショウ、07年のオークス馬ローブデコルテとここ10年で3頭のG1ホースを誕生させた出世レースの紅梅S。今年もデビューから4戦全て1番人気に支持されたほどの有力馬Lサウンドオブハートが圧巻の走りを見せて有力候補の一角に名乗りをあげました。

道中は馬群の内でじっと折り合いに専念。直線を向くと、いったんは前が壁になり抜けられない状況に追い詰められたものの、ばらけてからは33秒台の強烈な末脚で一瞬にして突き抜ける圧勝。本番と同じ、他馬より1キロ重い55キロを背負っての強い勝ち方は相当な器の持ち主であることを予感させますが、トライアルを使わず本番に直行というローテが大きな減点材料です…。


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2012年2月4日(土)2回京都3日10Rエルフィンステークス(OP)
天候:晴 芝:良
勝ちタイム 1:36.9
ハロンタイム 12.7 - 11.8 - 12.3 - 13.3 - 12.8 - 11.4 - 11.5 - 11.1
上り 4F 46.8 - 3F 34.0

1着サンシャイン 
2着フレイムコード 1 1/2

過去5年で連対馬が2頭、昨年はマルセリーナがこのレースから直行して桜花賞を制した本番に直結するレース。今年このレースを制したサンシャインも名手M・デムーロ騎手の騎乗ということもあってデータの上では要らない馬ですが、気分的には無視できない1頭です。

キャリアは浅いものの、エルフィンSの競馬はスローな流れを先行して33秒台でまとめたもので、内容には非凡な才能を感じさせます。ミルコが乗るというだけで何かしでかしそうな気がして怖いですが、いかんせんキャリア不足と内枠が大きなネックになりそう。今年は時計も平凡でしたし、レースレベルにもやや物足りなさがあったので桜花賞の穴候補まででしょうか。


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2012年2月11日(祝・土)1回東京5日11R第47回デイリー杯クイーンカップ(GIII)
天候:晴 芝:良
勝ちタイム 1:36.6
ハロンタイム 12.6 - 11.6 - 12.4 - 13.1 - 13.0 - 11.5 - 11.0 - 11.4
上り 4F 46.9 - 3F 33.9

1着ヴィルシーナ
2着イチオクノホシ 1 1/4
3着エクセラントカーヴ 1 1/4

昨年は1着馬ホエールキャプチャが本番の桜花賞2着、オークス3着という好成績を収めたクイーンCからの直行組。過去10年では桜花賞馬こそ出ていないものの、2着が2頭に3着が3頭と計5頭も本番で馬券になっており、決して無視できない有力なローテーションの一つとなりつつあります。今年は2番手から抜け出したヴィルシーナが中団から伸びてきた人気のイチオクノホシの切れ味を抑えて快勝しました。

直線は人気2頭によるマッチレースで、どちらも本番での上積みが期待できそうな走り。本番はそれほど人気にはならないと思いますが、軽視はできない存在だと思います。ただ、ヴィルシーナは桜花賞に直行というローテが大幅な減点材料ですから、桜花賞5着以内が条件ながら、この馬の主戦場はオークスだと睨み、樫の女王最有力はコチラということにしておきましょう。


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2012年 3月3日(土) 1回阪神3日11R第19回チューリップ賞(GIII)
天候:晴  芝:良
勝ちタイム 1:35.5
ハロンタイム 12.7 - 10.9 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 11.3 - 11.8
上り 4F 47.5 - 3F 35.3

1着ハナズゴール
2着エピセアローム 2 1/2
3着ジョワドヴィーヴル クビ

ちょっとした波乱となったのはチューリップ賞。断然人気のジョワドヴィーヴルジェンティルドンナが3、4着に敗れ、4番人気のハナズゴールがC・デムーロ騎手のエスコートに導かれ、上がり34秒0という爆発力を発揮して後続を2馬身半ちぎる圧勝。通算3勝目をマークしました。ただ、せっかく強い競馬を見せたものの、外傷を負って本番は回避という残念な結果になりましたが…。414キロという華奢な馬体でもあり、繊細すぎるところがあるのかも。

人気で敗れた2頭には休み明けと熱発による体調不良というはっきりした敗因があったのですが、ジョワドヴィーヴルも細すぎる馬体が心配材料。オークスではこういう小柄な馬が活躍することが多いですが、連戦で馬体をどう維持するかが重要ですね。ジェンティルも体調が戻れば間違いなく即有力候補ですし、剛腕岩田康騎手とも相性が良さそうな気がします。


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2012年3月10日(土)2回中山5日11Rアネモネステークス(OP)
天候:曇  芝:不良
勝ちタイム 1:39.6 
ハロンタイム 12.5 - 11.5 - 11.9 - 12.7 - 12.8 - 12.5 - 12.4 - 13.3
上り 4F 51.0 - 3F 38.2

1着パララサルー
2着マイネエポナ 1 1/4

このTRもディープ産駒のパララサルーが快勝。馬場状態を考えると絶望的とも言えるほど後ろから、不良馬場をものともせずに豪快な末脚で突き抜けた内容は圧巻で、未勝利戦からの3連勝で桜の切符を手に入れました。時計の裏付けがないので高速決着にも対応できるのかがポイントになりますが、あの末脚の破壊力を見ると能力はかなりのものがありそうです。

2着はマイネエポナ。馬場や展開を考えると完全にこの馬の競馬でしたが、勝った馬を褒めるしかないでしょう。14番人気で2着のフェアリーSに続き、このレースも10番人気での激走。中山1600Mという条件も合っていたのでしょうが、楽に行かせるとかなりしぶといタイプで強力な逃げ馬が見当たらない桜花賞でも不気味な1頭です。


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2012年3月11日(日)1回阪神6日11R第46回報知杯フィリーズレビュー(GII)
天候:曇  芝:良
勝ちタイム 1:22.8
ハロンタイム 12.2 - 10.7 - 11.4 - 11.8 - 11.9 - 11.9 - 12.9
上り 4F 48.5 - 3F 36.7

1着アイムユアーズ
2着ビウイッチアス  1 1/4
3着プレノタート クビ

牝馬クラシックのTRで唯一のG2ですが、もっとも本番に結びつかないレースです。このレースをステップに桜花賞で馬券に絡んだのは近年は人気薄がほとんどという事実がこのレースの性格を物語っています。今年の勝ち馬アイムユアーズも素質は高いと思いますが、距離はマイルより1ハロン短い方が合っているように見えます。

2着ビウイッチアスはその後マーガレットSに回り12着と惨敗ですからレースレベルは低調だったと考えますが、このレース4着と敗れたイチオクノホシは明らかに叩き台という競馬でしたので、本番での伸びしろが大きいのは4着馬の方。3着プレノタートもいかにも短距離の差し馬という感じがしますが、本番では桜花賞に抜群に強いアンカツさんが騎乗するというのが怖い1頭です。


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2012年3月17日(土)2回中山7日11R第26回フラワーカップ(GIII)
天候:雨 芝:重
勝ちタイム 1:53.3
ハロンタイム 12.5 - 12.1 - 12.8 - 13.0 - 12.9 - 12.5 - 12.3 - 12.3 - 12.9
上り 4F 50.0 - 3F 37.5
 
1着オメガハートランド
2着メイショウスザンナ 1 3/4
3着サンキューアスク クビ

年を追うごとにその地位を高めつつあるフラワーC。昨年は桜花賞3着のトレンドハンター、一昨年も桜花賞2着のオウケンサクラがこのレースをステップに本番でも好走しました。桜花賞のコースが外回りに替わり、これまで以上にスタミナも要求されるレースへと変化してきたのは周知の通り。そこで1800Mの重賞を勝った経験が生かされているのでしょう。

勝ったオメガハートランドはデビューから4戦続けて1番人気に支持された素質馬ですが、クイーンCの9着惨敗で一気に評価を落としました。しかし、フラワーCでは低評価を覆す快勝で賞金を加算。実は石橋脩騎手とのコンビでは2戦2勝と無敗なので、惨敗は福永騎手と合わなかっただけかも(笑)。2着メイショウも桜花賞に出走しますが、3歳になってからは連対率100%の実績ですし、桜花賞に強い武豊騎手の騎乗が怖い存在です。


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以上、年明けからの3歳牝馬クラシック戦線をまとめて回顧してみましたが、現時点では意外と混戦模様に見えます。素質的に頭一つ抜けているかなと見える馬もチラホラいますが、実践経験が不足していて未知数の部分が多く、全面的な信頼が置きづらいのが現状です。狙いが絞りにくく、買い目が広がってしまいそうなメンバーですね(^_^;)

騎手の実績やコース適性なども含めると力関係の見極めがさらに難しい見極めになってきますが、この中ではシンザン記念を制したジェンティルドンナが桜の女王最右翼かなと。3歳になってから牡馬相手に重賞を勝っている点が抜群に評価が高く、ローテも王道のチューリップ賞経由。騎手も岩田康と買いの材料が一通り揃っており、馬券を買うなら中心はこちらかなという気がします。

次いでポイントが高いのは2歳女王のジョワドヴィーヴル。阪神JFで見せた異次元の強さは圧巻でしたが、何しろまだ未知数の部分が多すぎて評価が難しい存在です。小柄でバネのある馬なので、オークスでより能力を発揮できるであろうと考えますが、才能だけであっさり勝っても不思議ではない存在。血統も魅力ですが、偉大過ぎる姉に続けるでしょうか。

サウンドオブハートは桜花賞前に1回使っていれば本命に推したかもしれない逸材ですが、やはりローテーションが大きなネック。3か月ぶりぶっつけ本番での挑戦ではかなり確率が下がりますし、クラシックに縁がない上に関東所属の松岡騎手ということもあり、今回は評価を低めにしました。

他にもチューリップ賞2着のエピセアロームやエルフィンS勝ちのサンシャイン、クイーンC2着のイチオクノホシなど、とにかく今年は伏兵馬に面白い存在が多くて的が絞りづらい年です。さらに桜花賞に強い名手が騎乗するのはここに挙げた以外の馬ですから、実はオッズほど有力2頭は抜けた存在ではないと思います。

一方、今年の傾向として、ジョワドヴィーヴル(前走420キロ)、サンシャイン(同416キロ)、オメガハートランド(同418キロ)など、有力馬に華奢な馬が多いのも特徴。ヴィルシーナ(同438キロ)やパララサルー(同444キロ)あたりも線が細く、450キロを越える大柄な馬がこれほど少ない年も珍しいのでは。ディープインパクトが小柄でしたので、その影響も出ているのかもしれません。さて結果はどうなりますやら。あと4時間ほどで結果が出ている訳ですね。楽しみだなぁ(*^。^*)


結論:2012年牝馬クラシック現時点での評価
桜花賞 1位ジェンティルドンナ
     2位ジョワドヴィーヴル
     3位ヴィルシーナオメガハートランドパララサルー

オークス 1位ヴィルシーナ
      2位ジョワドヴィーヴル
      3位ジェンティルドンナイチオクノホシ


桜花賞の予想記事はコチラ → http://h8me.at.webry.info/201204/article_2.html












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桜花賞の回顧
【桜花賞】阪神芝・外1600m1〜5着馬の血統は左の表のようになっております。 ...続きを見る
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