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zoom RSS ロンドン五輪 男子サッカー3位決定戦 日本vs韓国 0-2 最後は力負けの4位で終了

<<   作成日時 : 2012/08/11 07:26   >>

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ロンドン五輪の男子サッカーで宿敵韓国との3位決定戦に臨んだ日本代表は0-2と敗れて44年ぶりの銅メダルへあと一歩というところで力尽きました。


立ち上がりは両チームともに荒れたピッチに苦しんでいたものの、徐々に試合のペースを握って試合を進めていたのは日本でした。押し気味に試合を進め、何度かチャンスを作ったものの決定力を欠き、ゴールを奪えずにいた前半37〜8分頃だったでしょうか。単純なロングボールから一人で抜け出したパク・チュヨンが守備陣3人を振り切ってそのままシュート。GK権田のニアサイドを狙ったボールはゴールネットに吸い込まれて韓国が先制しました。

早く追いつきたい日本は攻勢に出るもののなかなかゴールに結びつくプレーができず。後半11分にFW大津が大きなチャンスを作ったものの、シュートのようなパスのような中途半端なボールになって決定機を生かせません。この直後の13分にGKからのロングボールをパク・チュヨンが頭で流して一瞬にしてゴール前に。抜け出したク・ジャチョルがDF鈴木を簡単に振り切って右足でシュートを放つと、ボールはゴール右隅に転がり込んでゴール。もっとも気をつけなければいけない後半の立ち上がりという危険な時間帯に決して許してはいけない追加点を与えてしまい、ますます苦しい展開に。

その後、懸命に反撃に出る日本と時間をうまく使いながらスキを突いてのカウンター狙いに徹する韓国との激し攻防が続いたものの、両者ともに決め手を欠いてゴールは奪えず。日本は42分にDF吉田が得意のヘッドで鮮やかなゴールを決めたかに見えましたが、他の選手のGKに対するファウルを取られて幻のゴールに。最後はGK権田も前線に上がってのパワープレーでゴールを狙いに行くものの1点が遠く、試合はそのまま0-2で終了。44年ぶりの快挙達成は成りませんでした。

韓国に許した2失点はいずれも防げないゴールではなかったと思います。先制点は前掛かりになって攻めている中でのシュート直後で、後ろがおろそかになっていた一瞬のスキを突かれたもの。最後は守備の選手が4人もペナルティエリア内まで戻っていたにも関わらず、ク・ジャチョル1人を誰も止めることができませんでした。2失点目も大津のシュートが止められた後のゴールキックから1本で裏へ抜けられ、DFがついていたもののあっさり振り切られてゴールを決められてほぼ試合は決しました。

先制点、2点目ともにファウルしてでも止めなければいけない場面でした。下手をすれば一発レッドもあり得る場面だけに、セーフティーに止めようとしたDFの気持ちは理解できますが、1点目は早い時間帯だっただけに、最悪、退場して1人少なくなっても巻き返す時間は十分にありましたし、2点目は何があっても失点してはいけない場面でしたので、DF鈴木はそれこそレッド覚悟でも絶対に止めないといけない場面だったのに、怖がって厳しくチェックすることができずに失点。1人少なくなるリスクを恐れる余り、もっと恐ろしい2点目を与えて自らの首を絞めてしまいました。

日本では1点負けている場面で退場者を出したら致命傷だから絶対に退場してはいけないと考えるのが普通ですが、世界では一か八かのギャンブルに出て、退場覚悟でファウルを犯して止めに行くことは珍しくありません。その結果、退場者を出した側が4点、5点を失って大敗することもままありますが、こういう場面での大量失点はそれこそ結果論であり、絶対に止めなければいけない場面では退場者を出してでも食い止めないといけないのです。日本はそれができなかった。リスクを冒すプレーは日本選手がもっとも苦手とするところで、内なる壁を突き破れなかったことがメダルを逃す一因となってしまったようです。

組織的な連係やチームとしてのまとまりでは明らかに日本が上だったと思いますが、韓国は個の強さを前面に押し出すお得意の形で2得点。思い起こせば、今年のACLでFC東京が韓国蔚山と対戦して2-2で引き分けた試合(※)も、この日の日本と全く同じような単純な放り込みで失点して勝ち点3を失ったことを思い出します。個の強さがあるからロングボール1本でも決定機を作れる韓国と、時間を人手をしっかりかけて繋がないとゴールが奪えない日本。見た目は悪くても、負けたら終わりのトーナメントで力を発揮するのは言うまでもなく韓国の泥臭いサッカーの方でしょう。

ライバル韓国との対決で負けたのは歯ぎしりするほど悔しいですが、美しいパスサッカーを捨ててでもなりふり構わず勝ちに行くという執念が日本には少し足りなかったのかもしれません。逆に韓国はレッドが出てもおかしくない汚いファウルを0-0の前半から出してきました。勝負に徹する姿勢、リスクを冒していく勇気という点で残念ながら日本は初めから負けていたということ。そこが日本の今後の課題です。選手たちには今回の苦い経験を今後のA代表で生かしてもらいたい。その繰り返しがあってこそ代表は強くなれるのですから。




スペイン戦 → http://h8me.at.webry.info/201207/article_6.html
エジプト戦 → http://h8me.at.webry.info/201208/article_1.html
メキシコ戦 → http://h8me.at.webry.info/201208/article_4.html









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