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zoom RSS 凱旋門賞速報!勝ったのはオルフェーブルをゴール寸前で交わした伏兵ソレミアだった…

<<   作成日時 : 2012/10/09 01:50   >>

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日本でも大きな注目を集めたフランスの凱旋門賞が先ほど終了。


結果は皆さんご存じの通り、直線の半ば過ぎまで勝利を九分九厘、手中に収めたかに見えた日本のオルフェーヴルでしたが、最後の直線残り100Mを切ってから一気に差を詰めてきた2ケタ人気の伏兵ソレミアにラスト50Mのあたりで交わされて惜しくも2着。モンジューに1/2馬身届かなかった1999年のエルコンドルパサー、ワークフォースとの叩き合いにアタマ差及ばず敗れた2010年のナカヤマフェスタに続き、またしても惜しい、悔しい、無念さ募る2着に終わりました。


凱旋門賞【Qatar Prix de l'Arc de Triomphe】(G1)
10月7日(日)ロンシャン競馬場 2,400M(芝)3歳以上 牡・牝第6レース
賞金総額 4,000,000ユーロ 1着賞金 2,285,600ユーロ
1着ソレミア(SOLEMIA) (IRE) 牝4 58.0 O.ペリエ
2着オルフェーヴル(ORFEVRE) (JPN) 牡4 59.5 C.スミヨン クビ
3着マスターストローク(MASTERSTROKE) (USA)  牡3 56.0 M.バルザローナ 7馬身
4着ハヤランダ(HAYA LANDA) (FR) 牝4 58.0 F.ブロンデル 1馬身
5着イエローアンドグリーン(YELLOW AND GREEN) (GB) 牝3 54.5 T.テュリエ 1/2馬身



はぁ…。何度跳ね返されたら突き破ることができるのでしょう、凱旋門賞の壁は(T_T)
またも欧州勢の分厚い壁を越えることができずに2着に泣くことになるとは。今度こそは本当に勝てるんじゃないかと思ったんだけどなぁ。勝ったのは単勝2ケタ人気、オッズは42倍、これがG1初勝利という完全ノーマークだった4歳牝馬のソレミア。鞍上には日本でもおなじみの陽気なフランス人ジョッキーのオリビエ・ペリエ。そのO・ペリエが騎乗した地味な牝馬にゴール寸前で勝利をさらわれました。

O・ペリエは1996〜98年にエリシオ、パントルセレブル、サガミックスで3連覇を果たして以来、実に14年ぶり通算4度目となる凱旋門賞制覇。自他共に認める「現役騎手では世界でもっとも凱旋門賞の勝ち方を知る男」がイメージ通りの勝利を収めたといったところでしょう。直線まで内でじっと脚を溜め、ギリギリまで追い出しを我慢してラスト100Mで末脚爆発。勝利目前だったスミヨンとオルフェのコンビからまんまと勝利を奪い取りました。恐らく、ペリエにとっても生涯で5本の指に入るほどの会心の騎乗だったのではないでしょうか。

一方の敗者オルフェーヴル。日本にいる時と全く同じように最後方からレースを進めてじっくりと折り合いに専念。ペースはそんなに速くなかったと思いますが、掛かることもなくスムーズに追走し徐々に差を詰めていくと、最後の直線では大外を通って一気にスパート。慣れないコースも、湿った馬場も何ら問題なくいつもと同じように爆発的な破壊力を見せてくれたものの、残り300M地点で先頭といういつもより早めの仕掛けが最後に響いたか、ラスト100Mあたりから少しタレてしまったところを外から差されてしまいました。

恐らく明日以降に発売される新聞や専門誌ではスミヨン騎手の騎乗が大きな議論を呼ぶことになるでしょう。残り300Mの地点で一気に先頭に立ってしまったレース展開に対し、「あまりにも仕掛けが早過ぎたのでは?」「もう少し我慢するべきだったのに」という疑問や批判の声が沸き起こるはず。競馬をロクに知らないミヤネ屋までそんなニュアンスで報じていましたから、多くの新聞や競馬ブログでも同じような意見が多くなるであろうことが容易に想像できます。

僕の個人的な見方では仕掛けのタイミング云々より、やはり枠順の差が大きかったのではという気がします。結局、差し・追込み脚質の馬が大外枠に入るとあの競馬をするより方法はありません。欧州競馬でインが開くことなど99.9%ありえないことなので、外を回って追い上げるあの競馬を選択したスミヨンの判断は間違っていないと思います。もっと器用な優等生ならともかく、不器用を絵に描いたようなオルフェの取る戦法は限られていますから、外枠が不利なのではなく内枠が有利なレースなんですよね。

先頭に立つタイミングが早過ぎたというのは結果論に過ぎません。フジの中継の中でゲストの竹田さんも話していたように、もし後ろから行って脚を余して負けるようなことがあれば、その方が何倍も大きな批判と何十倍もの後悔の念を残すことになることは明白。確かにもったいない競馬ではあったけれど、C・スミヨンは普段からあの競馬で結果を残してきたジョッキーですから、彼の判断は攻められません。あれで仕掛けを遅らせれば勝てたと彼を攻めるのは余りに酷というものじゃなかな。

それよりも勝ったソレミアと騎乗したO・ペリエを褒めるべきでしょうね。欧州最高峰のG1中のG1である凱旋門賞という大きな舞台で、G1未勝利の平凡な馬に騎乗して英仏ダービー馬や日本の3冠馬といった並居る世界の強豪をまとめて負かしたのですから見事な手綱さばきでした。日本でいつも見ているのと同じ、全くロスなく馬に余計な負担をかけない彼らしい騎乗でしたし、あれができるから欧州でも日本でもバンバン大きなレースを勝てるんですよね。

最近あまり目立たなかったオリビエですが、まだまだ錆びついていないところを見せてくえました。それに勝った馬は牝馬ながら58キロという重い斤量を背負ってます。日本の混合G1ではまずない牝馬の58キロですから、負けた側を攻めるより勝ったほうの馬と騎手を褒めるべきレースですよね。池江調教師が謝る必要などどこにもないと思います。胸を張って帰ってきてください。

今回は地上波でもリアルタイムで中継を流してくれたので、我々競馬好きは無論のこと、普段は競馬にさして興味のないスポーツファンや一般の人たちまで、かなり多くの人々がこの中継を見ていたのではないでしょうか。その中で本当に素晴らしい、見応えのある面白いレースを見ることができましたが、最後の最後に大どんでん返しが待っていようとは…。改めてロンシャンの怖さ、「Qatar Prix de l'Arc de Triomphe」を勝つことの難しさを見せつけられる結果でしたわ。

でも、今宵のレースを見る限り、いつの日か凱旋門賞が初めて欧州の外に出ることになる時、最初にその栄冠を勝ち取る国は日本に違いない!という想いを改めて強く持ったのも確か。既に世界のトップクラスにいる血統や馬の能力レベルだけでなく、育成を含めた調教技術や遠征のノウハウでもようやく世界に追いつきつつある今、アメリカよりも中東よりも先に凱旋門賞を持ち帰るのはきっと日本のサラブレッドでしょう(ジョッキーだけは現地調達じゃないと当分ムリだと思うケド)。その日は決して遠い未来ではない気がしてなりません。少なくとも、来年以降の凱旋門賞で日本馬が惨敗する姿を見るまでは、その想いは変わらない…よね(笑)。


凱旋門賞 オルフェーブルは 2着 2012・10・07











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〔凱旋門賞2012〕オルフェーヴル圧勝!と思った瞬間ペリエマジック・ソレミアに差され惜しくも2着
絶対勝ったと思ったけどな〜 遂に、遂に日本の馬が凱旋門賞勝つんや! あのディープにさえ成し遂げられなかった世界一や! と深夜に叫んでもうたけど、 10番?ソレミア?? 4歳牝馬は斤量58kgと決して有利じゃないのに、 完全なる伏兵が飛び込んできた。。 鞍上は... ...続きを見る
しっとう?岩田亜矢那
2012/10/08 22:26
日本馬初制覇の夢が…。オルフェーヴル凱旋門賞で惜しくも2着。
ヨーロッパ最強馬決定戦・第91回凱旋門賞(芝2400m・18頭立て)が、日本時間7日夜、フランスのロンシャン競馬場で行われました。このレースには日本からはオルフェーヴル、アヴェンティーノの2頭が参戦。オルフェーヴルはフランス遠征初戦のフォワ賞を勝利し、地元で... ...続きを見る
日刊魔胃蹴
2012/10/10 23:14

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
一言で言えばスミヨンの@早や仕掛けとA間違った追いムチが敗因。@映像では400Mまで馬なりでゴボウ抜き。国内の同場(&池添騎手)なら200mMまでガマンさせて一気にラストトスパートする。A左ムチを使ったため内ラチに斜行してスピードにブレーキがかかってしまった。結局、オルフェーブルのような癖馬を前哨戦1戦だけで理解するのは到底無理だったということ。過去2勝のスミヨンを選択した調教師&馬主の判断ミス。
ロンシャンのコースは知らなくとも、馬を知り尽くしている騎手を選択するべきだった。
tekiya
2012/10/08 19:06
tekiyaさんこんばんは!コメントありがとうございます!
>一言で言えばスミヨンの@早や仕掛けとA間違った追いムチが敗因。
そんな単純なことなら話は早いですけどね。確かに最初から右鞭を使っていたら…と考えたくなるのは同感。しかし、仕掛けるタイミングに関しては、凱旋門賞ではほとんどが早め先頭から押し切る競馬でしか勝てません。ラスト200Mまで仕掛けを遅らせたら同じように突き抜けられたかは疑問かな。

>ロンシャンのコースは知らなくとも、馬を知り尽くしている騎手を選択するべきだった。
そこも結果論になるのですが、コースを良く分かっている騎手を選ぶべきか、馬を良く分かっている騎手を選ぶべきかは判断の分かれるところ。
ただし、池添騎手がオルフェのことを知り尽くしているかといえば、これまでの騎乗を見る限りまだ分かっていませんよね。もし本当に知り尽くしていたら、あんなに何度も馬に振り落とされたりしないし、阪神大賞典の逸走も、天皇賞(春)の惨敗もなかったでしょう(笑)。
少なくとも、折り合いの面ではスミヨンとの方がスムーズに走っていましたし、デビュー戦からずっと手綱を取ってきたにも関わらず馬の性格も掴み切れずにいて、おまけにコースを全く知らない池添騎手には、大勝負を託すことができなかったオーナーや調教師の立場も理解できます。結局、オルフェは誰にも分からない馬なんじゃないですかね。だから見ていて面白い馬なんですよ(*^。^*)
マチベー
2012/10/09 00:04
ども、こんちは^^

凱旋門賞は、今までと比較しても最高に惜しいレースだったように思いました。本当にショックでした。
でも、父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという、日本独自の血が世界で暴れてきた・・・と考えると、嬉しくもあります。エルコンもディープもフェスタも、何となく海外の血が濃いような印象が私にはあったので。香港ヴァーズを勝利したステイゴールドはともかく、マックを知っている外国人っているんですかね???良く分かりませんが。

何はともあれ、今回の凱旋門賞は日本競馬界においても本当に特別だったような気がします^^
mts
2012/10/09 23:01
mtsさんおはようございます!レス遅くなりましたがコメントありがとうございます!
>凱旋門賞は、今までと比較しても最高に惜しいレースだったように思いました。
おっしゃる通り、今まででもっとも勝利に近づいた2着ですよね。エルコンとNフェスタは長い叩き合いの末の2着で、惜しい気持ちと同時に最後はやはりかわされるのかなとどこかで思っていましたが、今回は一度は完全に抜け出して後続を突き離してましたから、あれでナゼ負けるの?と不思議な気持ちすらしてしまいます。
>香港ヴァーズを勝利したステイゴールドはともかく、マックを知っている外国人っているんですかね???
まぁ、ほとんどいないでしょうね。マックが日本でしか走っていない馬だし、トウルビヨン系という血統自体も日本以外では超マイナー血統ですし。父も母の父も、ともに父内国産馬というオルフェの活躍で、日本馬の水準が世界のトップレベルに来ていることが改めて証明されましたね。
マチベー
2012/10/14 10:01

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