明日は毎日王冠でし
このレースが来ると、いよいよ秋だなぁ・・・という実感を持つ競馬ファンも多いようですね。
僕は10年ちょっと前の94年、毎日王冠を見に府中競馬場まで行っていました(バイクに乗って一人でね)。
例年、好メンバーが集うハイレベルのG2として名高いこのレースは、G1を含めても特に好きなレースの一つです。この年の毎日王冠も例年に漏れず、出走馬11頭全てが重賞ウイナーというかなりの好メンバーが揃っていました。
そんな中、僕の狙いはサクラバクシンオー。
スプリンターという評価が固まっていたバクシンオーでしたが、僕の中ではマイルもこなせるという確信があったんです。それで春の安田記念でも、バクシンオーから流して勝負を賭けていました。
結果は見事に玉砕でしたが、府中のマイル戦で千メートル通過が56秒9というハイラップを刻んで逃げての4着でしたから、内容的にはかなり中身の濃い結果だったと考えました。それで春競馬が終わった時点から、得意の決め撃ちで8・9ハロン戦にバクシンオーが出てきたら勝負を賭けようと狙っていたんです。ハイレベルのメンバーが集まったことで、G1ホースのバクシンオーが単勝4番人気というのはおあつらえ向きの条件でした。
後は相手を決めるだけ・・・そう考えてパドックに向かい、最前列に潜り込んで出走馬が出てくるのを待ちました。そしてそこで・・・
ネーハイシーザーの発するオーラに圧倒されました。
これは間違いなくこの馬に勝たれる!と強く確信しました。
とにかく凄い。馬体のハリといい、毛ヅヤといい、気配といい、息遣いといい、どれをとってもパーフェクト。プラス8キロの馬体重も全く太め感はありません。究極の仕上げというのはこういう事を言うんだなと、この時初めて知りました。
そしてさらに圧倒されたのは返し馬でのフットワークの素晴らしさ。
力強くて、しかも素軽い。まさに空飛ぶ馬という感じ。
軽~く流しているだけなのに、他の馬とのスピード感が全く違っていました。
天馬というのはトウショウボーイの通称として有名ですが、この時は本当にネーハイシーザーが天馬に見えました。きっとこの馬はトウショウボーイの再来に違いないと(オグリ世代の僕は残念ながらトウショウボーイをリアルタイムで見ていません)。
レースの始まる前までは、しばらく2番人気と3番人気を行ったり来たりしていたと記憶していますが、直前になって1番人気に変わったという事は、僕と同じように気配の良さを感じて買い目を変えた人も多かったのでしょう。それほどまでに状態の良さが際立っていました。
レースの結果は言うまでもなくネーハイの圧勝。勝ちタイムは当時の日本レコードで1分44秒6。
1分46秒を切るのが珍しかった当時に、1分45秒2というとんでもない時計を出して一気に名前を売った千八のスペシャリストらしい、圧倒的な強さと速さでした。いやホント、この頃の千八1分44秒台は異次元の速さでしたから。
G2なのに究極に仕上がっていたのには訳があり、本番の天皇賞・秋には絶対王者といえるほど強かったビワハヤヒデが出てくるので勝ち目はない、ならばステップレースを全力で獲ろうという陣営の計画だった事が明らかになり、秋の天皇賞出走は回避するというコメントまで流れていました。
結果的には天皇賞・秋にも出走し、見事に重賞を連覇してG1初制覇。サクラユタカオーの再来とも言える活躍をしましたが、その後は人(というか馬?)が変わってしまったかのように低迷。96年の春まで現役を続行しましたが、このシーズンに見せた雄大かつ軽快なフットワークを再び目にする事はありませんでした。競走馬のピークが驚くほど短く、また一度究極に仕上げてしまうと、いい状態があまり長くは維持出来ないという事を知ったのもこの時ですね。
僕のこの日の勝負はといえば、直前になって◎ネーハイ-○バクシンオーに変更。◎○を厚めに、それにスターバレリーナを絡めて3点BOX、プラス1,2点追加したのかな。しかし時計勝負について来れないだろうと軽視していたフジヤマケンザンがまさかの2着に突っ込んで全部パァ。レース結果を知っている今現在の僕がこの時の出馬表を見てみても、やっぱり買えませんねケンザンは。生理的に好きじゃない馬だからかもしれませんが。
もっともその後の短距離路線でバクシンオーにしっかりと取り返して貰ったので、結果的に僕のバイト代は倍増したんですが!笑。
名馬列伝 サクラバクシンオー
僕は10年ちょっと前の94年、毎日王冠を見に府中競馬場まで行っていました(バイクに乗って一人でね)。
例年、好メンバーが集うハイレベルのG2として名高いこのレースは、G1を含めても特に好きなレースの一つです。この年の毎日王冠も例年に漏れず、出走馬11頭全てが重賞ウイナーというかなりの好メンバーが揃っていました。
そんな中、僕の狙いはサクラバクシンオー。
スプリンターという評価が固まっていたバクシンオーでしたが、僕の中ではマイルもこなせるという確信があったんです。それで春の安田記念でも、バクシンオーから流して勝負を賭けていました。
結果は見事に玉砕でしたが、府中のマイル戦で千メートル通過が56秒9というハイラップを刻んで逃げての4着でしたから、内容的にはかなり中身の濃い結果だったと考えました。それで春競馬が終わった時点から、得意の決め撃ちで8・9ハロン戦にバクシンオーが出てきたら勝負を賭けようと狙っていたんです。ハイレベルのメンバーが集まったことで、G1ホースのバクシンオーが単勝4番人気というのはおあつらえ向きの条件でした。
後は相手を決めるだけ・・・そう考えてパドックに向かい、最前列に潜り込んで出走馬が出てくるのを待ちました。そしてそこで・・・
ネーハイシーザーの発するオーラに圧倒されました。
これは間違いなくこの馬に勝たれる!と強く確信しました。
とにかく凄い。馬体のハリといい、毛ヅヤといい、気配といい、息遣いといい、どれをとってもパーフェクト。プラス8キロの馬体重も全く太め感はありません。究極の仕上げというのはこういう事を言うんだなと、この時初めて知りました。
そしてさらに圧倒されたのは返し馬でのフットワークの素晴らしさ。
力強くて、しかも素軽い。まさに空飛ぶ馬という感じ。
軽~く流しているだけなのに、他の馬とのスピード感が全く違っていました。
天馬というのはトウショウボーイの通称として有名ですが、この時は本当にネーハイシーザーが天馬に見えました。きっとこの馬はトウショウボーイの再来に違いないと(オグリ世代の僕は残念ながらトウショウボーイをリアルタイムで見ていません)。
レースの始まる前までは、しばらく2番人気と3番人気を行ったり来たりしていたと記憶していますが、直前になって1番人気に変わったという事は、僕と同じように気配の良さを感じて買い目を変えた人も多かったのでしょう。それほどまでに状態の良さが際立っていました。
レースの結果は言うまでもなくネーハイの圧勝。勝ちタイムは当時の日本レコードで1分44秒6。
1分46秒を切るのが珍しかった当時に、1分45秒2というとんでもない時計を出して一気に名前を売った千八のスペシャリストらしい、圧倒的な強さと速さでした。いやホント、この頃の千八1分44秒台は異次元の速さでしたから。
G2なのに究極に仕上がっていたのには訳があり、本番の天皇賞・秋には絶対王者といえるほど強かったビワハヤヒデが出てくるので勝ち目はない、ならばステップレースを全力で獲ろうという陣営の計画だった事が明らかになり、秋の天皇賞出走は回避するというコメントまで流れていました。
結果的には天皇賞・秋にも出走し、見事に重賞を連覇してG1初制覇。サクラユタカオーの再来とも言える活躍をしましたが、その後は人(というか馬?)が変わってしまったかのように低迷。96年の春まで現役を続行しましたが、このシーズンに見せた雄大かつ軽快なフットワークを再び目にする事はありませんでした。競走馬のピークが驚くほど短く、また一度究極に仕上げてしまうと、いい状態があまり長くは維持出来ないという事を知ったのもこの時ですね。
僕のこの日の勝負はといえば、直前になって◎ネーハイ-○バクシンオーに変更。◎○を厚めに、それにスターバレリーナを絡めて3点BOX、プラス1,2点追加したのかな。しかし時計勝負について来れないだろうと軽視していたフジヤマケンザンがまさかの2着に突っ込んで全部パァ。レース結果を知っている今現在の僕がこの時の出馬表を見てみても、やっぱり買えませんねケンザンは。生理的に好きじゃない馬だからかもしれませんが。
もっともその後の短距離路線でバクシンオーにしっかりと取り返して貰ったので、結果的に僕のバイト代は倍増したんですが!笑。
この記事へのコメント
>このレースが来ると、いよいよ秋だなぁ・・・
ったって、F1に放送枠を明け渡していいのか!?
イカンでしょ!?
GⅡだと侮る無かれ!
秋天へ繋がるレースだもの。みんな(競馬ファン)もパドックや返し馬を見たいはず(勝手に言い切る!)
来年はF1地上波生放送なんてことやめて欲しいです(F1ファンの独り言)
もっと早く競馬と出会ってたら良かったなぁ・・・。
明日って、レースの中継無いんですか?そりゃ困ったっ!
ウチはグリーンチャンネル無いから地上波だけが頼りなのに・・・涙。
毎日王冠は実質G1級の格調高いレースですよ。
もっと早くって言ったって、この頃はまだ小学生ぐらいでしょ!?そりゃ早すぎますよ!笑。
みんなそうやって少しずつ過去の名馬に対する興味を高めていくんですよ。
ご無沙汰してます。
実はこのたび「とりあえずLOG」閉鎖する事としました。
いろいろと手を広げすぎてどうにもならなくなってしまいました。
これまでの間、いろいろとありがとうございました。
ですが、これからもちょくちょくおじゃまさせて頂きますので、
今後とも、よろしくお願いします。
リンクまで貼って頂いたのにすみません。
クリーングラスを加えた3強の戦いは、見所があったよな!!
しかしなぁ、そんなレベル高くはなかったと思うぞよ。この世代は。
それは、初めて競馬新聞を購入したレースだから^^
当時、中学生で馬券を買いに行くわけでもないのに新聞を買ったんですよねー。
その時の新聞は、未だに持っていたりします。
自分もあの時のネーハイシーザーの強さは良く覚えています。
翌年休み明けだったか、大阪杯で惨敗した時はかなりショックだったのを覚えています。
いやー、10年以上前の同じレースで思い入れがあるなんて、なんだか嬉しくなりますね^^
沢里さんもあのレースご覧になってましたか?本当に凄いレースでしたよね。
ケンザンは千八の距離が得意な事は分かっていたんですが、良績を残していたのが平坦コースばかりで、直線に坂のあるコースでは通用しないだろうと考えました。何よりもあの馬が好きじゃなかったというのが一番大きな理由でしたが。
馬好きの方も沢山遊びに来て下さってますので、またぜひ遊びにいらして下さい!
ブログ閉鎖されるんですか!?・・・それは残念です。
最近更新が止まっているな~と思っていたんですが・・・。
コメントの感じだと、他にも複数のサイトを運営されていらっしゃるんでしょうか。それで管理しきれなくなったとか?いずれにせよ、また気が向いたらぜひ遊びにいらして下さい!その時はよろしくお願いします。
情報ありがとうございます!さっき新聞で確認しました。とりあえずひと安心です!
今日は知人が家に来るので、ビデオをセットして夜レースを見ます!笑。
そうですかぁ。リアルタイムで観ていない僕には何とも言えない部分なんですがね。他の馬についてはともかく、少なくともトウショウボーイだけは、時代を超越したスーパーホースだったというのが僕の見解なんです。
世代レベルについてというのは、人によって大きく見解が分かれるところですよね。比較するのが難しいですから。
当時は中学生だったんですか。若いなぁ(シミジミ・・・)。
ネーハイは仕上がり過ぎてオツリが無い状態まで仕上がってしまい、その後の成長が無くなってしまったんでしょうね。
しかしエライ偶然ですよね!あれから10年以上経った今、こうしてネットで知り合って同じレースについて語っているなんて!ネットにもkurufune55さんにも感謝です!笑。