朝日フューチュリティはドリームジャーニー! 朝日F回顧

先日の朝日フューチュリティは2番人気の③ドリームジャーニーが鮮やかに差しきってG1制覇を飾りました。


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2006年12月10日(日) 5回中山4日11R第58回朝日フューチュリティ
1着◎③ドリームジャーニー(2番人気)
2着-⑨ローレルゲレイロ(7番人気)
3着○⑪オースミダイドウ(1番人気)
②ゴールドアグリ(8着)

勝ちタイム 1:34.4
ハロンタイム 12.6 - 11.0 - 11.3 - 11.9 - 12.1 - 12.2 - 11.1 - 12.2
上り 4F 47.6 - 3F 35.5

前半の600Mが34秒9、千メートルが58秒9というスローな展開。抜群のスタートを切った1番人気の⑪オースミダイドウは、勢いに任せてそのまま先頭へと躍り出ました。その後は淡々とした流れが続いたまま最終コーナーをカーブし、ラストの直線勝負に入りましたが人気のオースミは思うように伸び切れません。その外を⑨ローレルゲレイロがかわして勝利を手にしたかと思いきや、さらにその外を勢い良くグングン伸びてくる馬が1頭いました。勝った③ドリームジャーニーでした。段違いの加速での豪快な末脚を披露。最後はオースミ、ローレルをまとめてかわしゴール。

③ドリームジャーニーは父がステイゴールドに母の父がメジロマックイーンという内国産血統。ステイゴールド産駒として初のG1制覇です。そして調教師の池江泰寿師もまた初重賞勝ちでいきなりのG1タイトル獲得となりました。この馬を見ていて思いだしたのが、93年の皐月賞馬ナリタタイシン。時に420キロをも割り込むほど華奢な馬体をいっぱいに使い、抜群の切れ味で一気に差しきったレースぶりは同馬と重なりました。血統からも馬体からも距離延長は苦にしないタイプと思いますが、小柄な馬は苦戦する傾向の強いダービーでは、もっと大きく体が成長してこないと苦しいかもしれません(過去10年で馬体重450キロ未満で日本ダービーを制したのは去年のディープインパクトのみ)。

圧倒的な単勝1番人気に支持された⑪オースミダイドウですが、レース前から距離に不安を感じていました。母の父ストームキャットは気性が難しいのに加え、母のストームティグレスも千二までしか勝ち鞍がない上に、連対実績も千四までというバリバリのスプリンター。この母系では父がいくら長距離に強いスペシャルウィークでも、あまり長い距離を使うのは難しく、マイル戦でさえ折り合いを欠いてしまうのも仕方のないところだと思います。かわされてからもしぶとく喰らいついて3着を確保したのは能力の高さの証明ですが、距離的にはあまり長いところは向いていないように見え、千八ぐらいまでが守備範囲の馬でしょうか。レース後、左前脚(橈骨遠位端)を骨折していたことが発表されました。

2着の⑨ローレルゲレイロは、相手なりに走る堅実さをここでも発揮して連を確保。これで3戦連続の重賞2着ですが、ややスケール感に乏しい母系がタイトル獲得の足を引っ張っている気がするものの、前走がプラス10キロ、今回もプラス14キロと続けて大幅に馬体が増えている影響を感じさせない走りで好走しました。その成長力が今後も楽しみです。



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この記事へのコメント

2006年12月11日 22:06
道中最後方に位置したドリームジャーニー。
これを見て、蛯名はまたやっちゃったなって思ちゃいましたが、見事な末脚でした。勝利騎手インタビューでは「ちょっと飛びました」と言っていましたが、たしかにちょっと飛んでいたかも(笑)
血統的にも応援したくなりますし、来年も楽しみです!
2006年12月12日 08:47
ローレルゲレイロはGⅠでは用なしと思って切ってしまいました。今月は悪いながれになってしまっています。残りは明日の『全日本二歳優駿』、暮れの『有馬記念』、『東京大賞典』で巻き返したいです。
マチベー
2006年12月14日 17:19
クルフネ55さんこんにちは!レス遅くてスイマセンです!コメントありがとうございます!
>これを見て、蛯名はまたやっちゃったなって思ちゃいましたが、
確かに前半の緩い展開を見ていたら、この位置から届くのかと心配になる位置どりでしたよね。よく差しきりました。
>血統的にも応援したくなりますし、来年も楽しみです!
距離延長は全く問題ないでしょう。あとは今後の馬体の成長だけです。いくらディープが小さいといっても440キロはありますからね。
マチベー
2006年12月14日 17:24
たかっちさんこんにちは!レス遅くてスイマセンです!コメントありがとうございます!
>ローレルゲレイロはGⅠでは用なしと思って切ってしまいました。
確かにちょっと足りないかなという印象でしたが良く走りました。こういう馬は、相手なりにどのグレードのレースでもこのぐらいは走るということですね。
>残りは明日の『全日本二歳優駿』、暮れの『有馬記念』、『東京大賞典』で巻き返したいです。
今年の競馬も残すところあとわずかですね。G1に格付けされる重賞に限ればこの3つのみ。終わり良ければ全て良しです。最後を派手にドドーンと連勝して、今年はとても良い年だったと来年に笑えるように期待しまよう!笑。

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