第44回スプリンターズステークス展望!海外の強豪を脅かす日本馬は?
明日は秋のG1シーズン到来を告げる第44回スプリンターズステークス。
ただ、一人の競馬ファンとしては、ややインパクトに欠けるメンバー構成のスプリンターズSよりも、皐月賞馬ヴィクトワールピサ(牡3歳)と宝塚記念馬ナカヤマフェスタ(牡4歳)の2頭が挑むフランス凱旋門賞の方がどうしても気になってしまいます。凱旋門賞に挑む2頭はいずれも2週間前に同じ距離、同じコースで行われた前哨戦を使い、ヴィクトワールが4着、ナカヤマは2着でした。
3歳馬ヴィクトワールは5連勝で皐月賞を制したあと、圧倒的人気を集めたダービーで3着に敗退。3ヶ月半ぶりの休み明けで出走した前走のニエル賞は、7頭立ての4着と着順は振るわなかったものの、初めての海外遠征で道悪馬場の上に58キロを背負ってのものでした。本番の負担重量は56キロで古馬より3.5キロも軽いことは大きなプラス材料。過去20年で15勝と3歳馬が圧倒的に有利という凱旋門賞のデータも追い風です。復活した武騎手とのコンビで海外G1初勝利を狙います。
一方の4歳馬ナカヤマは3歳時に3冠レース全てに出走して8,4,12着とビッグタイトルには無縁の存在でした。今年初戦のG3でも13着と惨敗。しかし、そこからオープン特別を勝って挑んだ宝塚記念で一気にG1ウイナーの仲間入りを果たしました。休養明けのステップレースにはフォワ賞を選んで2着と好調をキープ。こちらは4歳馬のため斤量59.5キロを背負う厳しい条件ですが、状態の良さと勢いで99年2着のエルコンドルパサーに果たせなかった勝利が期待されます。
今年は99年のエルコンドルパサーや2006年のディープインパクトほど期待値は高くないものの、他陣営からのマークが薄くなることもあってむしろ大きなチャンスだという声も多く聞かれます。2頭ともに海外遠征の経験が豊富な厩舎だけに、蓄積したこれまでのノウハウを最大限に生かして大きなお土産を持って帰ってくれることを期待したいものです。
2010年10月3日(日)4回中山8日11R第44回スプリンターズステークス(GI)
◎⑤ビービーガルダン
○⑫ヘッドライナー
▲⑥グリーンバーディー
△⑮ジェイケイセラヴィ
現在、前売りオッズで1番人気に支持されているのは前哨戦のセントウルSで強烈な印象を残した海外組の⑥グリーンバーディー。初めての日本、4か月ぶりの休み明け、斤量59キロと不安要素いっぱいながらメンバー最速の上がり33秒4という抜群の切れ味を披露して2着。能力の高さを見せつけました。
その反面、追い込み脚質で展開に左右される可能性という不安要素も見せたことで評価は少しダウン。中心はセントウルSで負けている日本馬の中から選ぶことにして本命は⑤ビービーガルダンを指名します。前走は4着ながら芝1200MのG1は過去4戦して3・4・2・2着という抜群の安定感。スプリンターズSとも相性が良く、過去2年連続出走で3着2着と尻上がりの成績。今年こそは3度目の正直で1着というシナリオを思い描いています。
ここ数年の傾向として外枠に入った先行馬が良績を残していることから、6枠12番に入った逃げ・先行タイプの⑫ヘッドライナーと8枠15番の⑮ジェイケイセラヴィが連下。いずれも近走の安定感と脚質を重視。さらに名手ウチパクさんと2000年にダイタクヤマトで大穴を開けた江田照男騎手という実績十分のベテランを鞍上に迎えている点も魅力です。
重賞2連勝中で2番人気の⑧ワンカラットは、昨年の9月から1年に渡ってほぼ月1出走ペースを守っているタフな女傑ですが、前2走までが調子のピークではないかと。加えて54キロに良績が集中しており、本番では55キロに負担が増えることもマイナス。
昨秋から重賞4連勝中で、本来なら断然の人気を集めてもおかしくない⑭キンシャサノキセキは、ステップレースを除外になったローテーションの変更が大きな不安要素。今回と同じ宮杯以来の半年ぶりぶっつけで挑んだ昨年は12着と惨敗しています。
それならむしろ、いつ走るか分からない⑨ローレルゲレイロの方が気になるところ。自分の競馬が出来ない時は潔く惨敗するものの、ツボにハマると手がつけられない存在なので狙うならこちらでしょうか。発走は15:40。レースはビデオで確認することになりますが、アンカツさんの勝利騎手インタビューが目に浮かぶようです!(←単なる妄想?)
ただ、一人の競馬ファンとしては、ややインパクトに欠けるメンバー構成のスプリンターズSよりも、皐月賞馬ヴィクトワールピサ(牡3歳)と宝塚記念馬ナカヤマフェスタ(牡4歳)の2頭が挑むフランス凱旋門賞の方がどうしても気になってしまいます。凱旋門賞に挑む2頭はいずれも2週間前に同じ距離、同じコースで行われた前哨戦を使い、ヴィクトワールが4着、ナカヤマは2着でした。
3歳馬ヴィクトワールは5連勝で皐月賞を制したあと、圧倒的人気を集めたダービーで3着に敗退。3ヶ月半ぶりの休み明けで出走した前走のニエル賞は、7頭立ての4着と着順は振るわなかったものの、初めての海外遠征で道悪馬場の上に58キロを背負ってのものでした。本番の負担重量は56キロで古馬より3.5キロも軽いことは大きなプラス材料。過去20年で15勝と3歳馬が圧倒的に有利という凱旋門賞のデータも追い風です。復活した武騎手とのコンビで海外G1初勝利を狙います。
一方の4歳馬ナカヤマは3歳時に3冠レース全てに出走して8,4,12着とビッグタイトルには無縁の存在でした。今年初戦のG3でも13着と惨敗。しかし、そこからオープン特別を勝って挑んだ宝塚記念で一気にG1ウイナーの仲間入りを果たしました。休養明けのステップレースにはフォワ賞を選んで2着と好調をキープ。こちらは4歳馬のため斤量59.5キロを背負う厳しい条件ですが、状態の良さと勢いで99年2着のエルコンドルパサーに果たせなかった勝利が期待されます。
今年は99年のエルコンドルパサーや2006年のディープインパクトほど期待値は高くないものの、他陣営からのマークが薄くなることもあってむしろ大きなチャンスだという声も多く聞かれます。2頭ともに海外遠征の経験が豊富な厩舎だけに、蓄積したこれまでのノウハウを最大限に生かして大きなお土産を持って帰ってくれることを期待したいものです。
2010年10月3日(日)4回中山8日11R第44回スプリンターズステークス(GI)
◎⑤ビービーガルダン
○⑫ヘッドライナー
▲⑥グリーンバーディー
△⑮ジェイケイセラヴィ
結論:狙いはセントウルSで負けた馬!
馬連 4頭BOX 5 6 12 15 計6点
合計6点
現在、前売りオッズで1番人気に支持されているのは前哨戦のセントウルSで強烈な印象を残した海外組の⑥グリーンバーディー。初めての日本、4か月ぶりの休み明け、斤量59キロと不安要素いっぱいながらメンバー最速の上がり33秒4という抜群の切れ味を披露して2着。能力の高さを見せつけました。
その反面、追い込み脚質で展開に左右される可能性という不安要素も見せたことで評価は少しダウン。中心はセントウルSで負けている日本馬の中から選ぶことにして本命は⑤ビービーガルダンを指名します。前走は4着ながら芝1200MのG1は過去4戦して3・4・2・2着という抜群の安定感。スプリンターズSとも相性が良く、過去2年連続出走で3着2着と尻上がりの成績。今年こそは3度目の正直で1着というシナリオを思い描いています。
ここ数年の傾向として外枠に入った先行馬が良績を残していることから、6枠12番に入った逃げ・先行タイプの⑫ヘッドライナーと8枠15番の⑮ジェイケイセラヴィが連下。いずれも近走の安定感と脚質を重視。さらに名手ウチパクさんと2000年にダイタクヤマトで大穴を開けた江田照男騎手という実績十分のベテランを鞍上に迎えている点も魅力です。
重賞2連勝中で2番人気の⑧ワンカラットは、昨年の9月から1年に渡ってほぼ月1出走ペースを守っているタフな女傑ですが、前2走までが調子のピークではないかと。加えて54キロに良績が集中しており、本番では55キロに負担が増えることもマイナス。
昨秋から重賞4連勝中で、本来なら断然の人気を集めてもおかしくない⑭キンシャサノキセキは、ステップレースを除外になったローテーションの変更が大きな不安要素。今回と同じ宮杯以来の半年ぶりぶっつけで挑んだ昨年は12着と惨敗しています。
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この記事へのコメント
でも、マイサマーホースとサマージョッキーは当たりました。
秋ですけれど、恩返しをします。
>この夏は、ワンカラットの時しか馬券ゲットではませんでした。
ワンカラットの時しか・・・といっても、今年の夏はそのワンカラットが好調でしたよね。素晴らしい活躍だったと思います。
スプリンターズSは牝馬の活躍が目立つレースだけに、このままの勢いで連勝する可能性も十分あると思います。が、個人的なカンではそろそろ負けどきなのかなぁと思って評価を下げました。ワンカラットの成績に注目ですね!
ウルトラファンタジーに世界との差を感じた一日でした。
ダッシャーゴーゴーの降着で泣いた方も笑った方もいるでしょうが、
コーナー曲がるときに膨れてサンカルロの進路をカットして、
直線では内に切れ込んで再びカットしてでは降着も止む無しでしょうなあ。
いいお馬さんと再認識できたので、その点はよかったのですが。 結果は残念。
>ダッシャーゴーゴーの降着で
僕もあの馬は面白いんじゃないかと狙ってましたが、まさかあんなことになるとは。ただ、まだ3歳秋ですし、4歳の秋以降に本格化した晩成タイプの父バクシンオーの産駒なので来年が楽しみな馬ですね。ところでユキヤ・アラシロって、ツールドフランスの人ですか?w