サッカー日本代表 W杯アジア3次予選第2戦 日本vsウズベキスタン 1-1 

サッカーのワールドカップ(W杯)アジア3次予選第2戦で日本はアウェーのウズベキスタン戦に臨み、開始直後に先制を許す苦しい展開ながら岡崎のダイビングヘッドで追いつき、1-1のドローに終わりました。


この試合については評価が分かれるのかなという印象ですね。アウェーでも勝てる相手だったから引分けは勝ち点を2つ失ったようなものと厳しい評価をする人がいる一方、悪条件が重なった中で苦しい展開を乗り越えて勝ち点1を奪ったことをプラスに捉える声も少なくありません。僕も後者の意見に賛同する一人です。苦しみながらもよく勝ち点1を拾ったと。昔の日本代表はこういう試合をことごとく落としてきたのですから大きな進化ですね。

試合が始まる前から、故障で離脱中のインテル長友に加え、今度は中盤の軸であるCSKAモスクワの本田圭が半月板損傷で長期離脱が確定、さらに中村憲剛までも離脱と主力にアクシデントが続きました。しかも、アウェーのスタジアムはピッチが荒れ放題に荒れていて、不安定な足元に気を取られたのか試合開始早々の前半8分にゴールを奪われる厳しいスタートとなりました。

その後も何度か決定的なピンチを招くなど苦しい試合になりましたが、どうにか凌いで0-1で前半を終了。ボランチのレギュラーである長谷部をトップ下で起用し、空いたポジションには経験豊富な阿部を起用する急造布陣で挑みましたが機能せず、中途半端に守備的な布陣となったことでこのところ上手く行っていた攻撃的なサッカーが影を潜め、ホームのウズベキスタンに苦戦を強いられました。

CFで先発出場した李忠成も、前半終了間際にポスト直撃のシュートを放ったもののノーゴールに終わるなど、チームの戦術が今一つ効果を発揮できないまま不完全燃焼で45分を終了。重苦しい雰囲気の中、後半開始直後にボランチ阿部に代えて清武を投入してから徐々に攻撃的なサッカーが息を吹き返しました。

日本は徐々に両サイドの内田と駒野が相手陣内をえぐるような動きが増え、ボール回しにリズムが出てきたように見えました。そうした流れの中で迎えた後半20分に右SBの内田がファーサイドへのクロス、そこに飛び込んだドルトムントの岡崎が得意のダイビングヘッド。シュートはキーパーの真正面ながら、飛び込んだ岡崎の勢いが勝って相手GKはボールを後ろに逸らしてそのままゴール。ついに同点に追いつきました。

その直後には不用意なパスを相手に奪われてピンチを招き、23分にはゴール前で1対1という絶体絶命の大ピンチを迎えるも、GK川島が気迫のスーパーセーブで辛うじてゴールを死守してホッと一息。疲労から大きなスペースが生まれた終盤は両チームが鋭いカウンターの応酬を見せ、一進一退の激しい攻防が続いたものの、両者共にチャンスを生かしきれないままホイッスル。悪いなりに本大会出場に向けてのノルマである勝ち点1は手に入れました。川島が稼いだ勝ち点1って感じかなw

2日の北朝鮮戦でも圧倒的にボールを支配しながらゴール前をしっかり固める相手の守備的な戦術に大苦戦。何度もあった決定機を決めきれないまま90分を終えましたが、後半ロスタイムの49分にDFの吉田麻也が会心の決勝ゴールを奪って辛勝。2試合とも内容的には満足の行くものではありませんでしたが、ホームの北朝鮮では勝ち点3、ウズベキスタン戦で勝ち点1という最低限の結果は出しました。このしたたかさこそが経験を積んで逞しさを増した今の代表の成長でしょう。

負傷の本田圭に関しては年内絶望という話が伝わってきており、人材豊富だったはずの中盤に大きな穴が開いています。今後の見通しも厳しい戦いが予想されますが、ザッケローニ監督の就任以降の無敗記録は依然として継続中。記録に執着する必要はないものの、無敗のままというのはちょっと出来過ぎな気もします。この際、早い段階で一度負けておいた方が監督・選手ともに気楽にやれるのかも^^;

いずれにせよ、今のところは順調に消化できていると考えて良さそうな男子のA代表。お次は10月にホームでベトナム、タジキスタンと対戦です。トップ下は誰かな。長谷部はやはりボランチでこその選手。今回のチャレンジは1回限りにするべきでしょう。柏木は代表ではちょっと厳しい。現時点では香川か遠藤が有力ですが、ホームなので思い切った抜擢があっても不思議は無いような…。先発メンバーに注目です。








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この記事へのコメント

2011年09月09日 23:27
 TBありがとうございました。試合は後者の考え方でいいでしょう。アウェーですし。以前に比べると格段に要求も高くなりましたね。
2011年09月10日 11:18
スプレー日記。さんおはようございます!コメントありがとうございます!
>試合は後者の考え方でいいでしょう。アウェーですし。以前に比べると格段に要求も高くなりましたね。

やはり今回は負けなかったことを良しとするべきですよね。実際、1-2とか1-3で負けても不思議はないほどピンチも多かったですから、よく勝ち点を拾ったというところでしょう。
今後も厳しい戦いが続きますが、本大会出場が目標だった時代と違って今は出場が最低ノルマ。さらに上を目指す為には更なる進化を期待したいですね!

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