第31回ジャパンカップ回顧!やっぱり凱旋門賞馬は要らなかったのね…

統一王座決定戦として世界中が見守った今年のジャパンカップは2番人気の②ブエナビスタが快勝。降着となった昨年の雪辱を見事に果たしました。


そしてもっとも大きな注目を集めた世界王者の2頭、⑬デインドリームは6着、⑧ヴィクトワールピサは13着と惨敗。世界最高レベルの大レースを同じ年に複数回制することの難しさを改めて確認させられる厳しい結果でしたね。

3番人気の⑦ペルーサもシンガリ16着と全くいいところなく大敗。その一方で1着から4着までが全て日本生まれのJCホースの産駒であり、ブエナはルドルフ・テイオー親子に次ぐ親子2代JC制覇の偉業を達成。日本馬の血統レベルの向上も実感できる結果でもありました。


2011年11月27日(日)5回東京8日10R第31回ジャパンカップ(GI)(※)
1着▲②ブエナビスタ(2番人気)
2着△⑯トーセンジョーダン(6番人気)
3着-①ジャガーメイル(14番人気)
4着-⑤トレイルブレイザー(11番人気)
5着○⑫ウインバリアシオン(7番人気)

勝ちタイム 2:24.2
ハロンタイム 13.0 - 11.7 - 12.4 - 12.5 - 12.2 - 12.3 - 12.5 - 11.9 - 11.2 - 11.0 - 11.5 - 12.0
上り 4F 45.7 - 3F 34.5

払い戻し
単勝 2 340円
複勝 2 140円 16 430円 1 1,660円
枠連 1-8 970円  馬連 2-16 2,300円  馬単 2-16 4,180円
ワイド 2-16 980円  1-2 3,800円  1-16 15,860円
三連複 1-2-16 80,880円 三連単 2-16-1 324,680円

推奨馬
⑬デインドリーム6着
⑫ウインバリアシオン5着
②ブエナビスタ1着
⑧ヴィクトワールピサ13着
⑭シャレータ7着
⑯トーセンジョーダン2着


⑬デインドリームの敗因はポジションが後ろ過ぎたことに尽きます。スタートに失敗して後方からの競馬になったのがケチのつき始め。しかも積極的な逃げ馬が不在でスローの展開になったことでさらに苦しい流れになったお思います。

ただ、それを巻き返すチャンスが途中でやってきました。スローペースにしびれを切らしたアンカツさん騎乗の⑫ウインバリアシオンが向こう正面で早めにスパートし、後方から一気に2、3番手あたりまで押し上げる積極策でレースを動かします。ここで⑬デインドリームも一緒に仕掛けて行けばまた違った展開になったはずですが、シュタルケ騎手は動かずに直線勝負を選択。結論から言えばこの時に一緒に仕掛けるべきでした。

デインは最後の直線に向いて外に持ち出し、一気にスパートしたものの、この時期の府中で後方からまとめて差し切る競馬は限りなく難しく、大外を回るのも致命的なロスとなります。ラスト3ハロンは勝ったブエナに次ぐ2番目の上がり(34秒0)をマークした⑬デインですが、直線入り口で中団より前につけていないと厳しいJCであんな後ろから行ったのではまず届きません。結局、勝ち馬と0秒5差の6着に終わり、凱旋門賞馬は勝てないというジンクスはまたも継続することとなりました。

走破タイム2分24秒7は凱旋門賞の勝ち時計から0秒3遅れですから、この馬としては力は出し切っています。結果としてレース運びがまずかったことが敗因ですが、シュタルケ騎手が日本の競馬や府中の馬場に不慣れで経験が不足していれば結果は少し違ったものになったかもしれません。いずれにせよ、来日経験のない騎手とのコンビで出走する外国馬は消しで良かったということです。

さらに凱旋門賞で一度ピークに仕上げて激走している馬がわずか1カ月ちょっとのレース間隔で再び100%近い状態でレースに出走することが極めて困難なのだと改めて痛感。昔の日本馬が相手なら7割のデキでも勝負になるかもしれませんが、現在の日本馬のレベルでは例え世界最高レベルの馬が来日しても90~100%の万全に近い仕上げでない限りJCは勝てないということなのでしょうね。

勝ったブエナはお見事のひと言。前走の天皇賞(秋)では直線で不利を受け、不完全燃焼のまま4着に敗れる屈辱を味わいましたが、今回は内枠スタートで道中のロスもなく、直線でも早めに外に持ち出して安全なコースを通っての勝利。⑯トーセンジョーダンの粘りは予想以上だったと思いますが、それを力でねじ伏せて勝つあたりはやはりブエナが国内では現役最強の馬であると改めて証明しました。次走は恐らく年末の有馬記念で、これが少なくとも国内でのラストランになるであろうと思われます。

3着がまさかの①ジャガーメイル。1、2着は完璧に当てたけど、3着が狂って馬券を外したという方も多かったのではないでしょうか。近走あまり良いところが無かったので油断していましたが、改めて見れば実は東京の芝2400~2500では7戦5連対の着外なしと抜群の実績を残していました。こういう隠れた穴馬を探すのが競馬の醍醐味なのに、これを見落とすようではまだまだ予想の目が節穴だということですね。

次週は阪神競馬場でジャパンカップ・ダートです。来週は恐らく予想もできないと思いますが、時間的に間に合えばWINS水道橋のモニターでレース中継だけ観戦できるかもしれません。いや、たぶん無理だな。レースは夕方ネットの動画配信で確認することになるでしょう。










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