第17回秋華賞展望!ジェンティルドンナの牝馬3冠達成確率は?
明日は牝馬3冠ロードの最終章、第17回秋華賞です。注目は春の2冠牝馬⑭ジェンティルドンナが2年ぶり4頭目の牝馬3冠を達成できるかどうか。
女王⑭ジェンティルドンナは前走のローズSで春よりさらに成長した姿を見せつけました。オークス以来4か月ぶりとなる実戦で馬体重は12キロ増。取りこぼしても何ら不思議はない条件の中、スタート直後から好位につけると直線ではライバルを一気に突き放す次元の違う加速を見せて圧勝しましたから、一段とスケールアップしている印象です。
折り合いに苦しみ後方で脚を溜めるしかなかった春当時と違い、スムーズに先行して好位をキープし、2番手追走から上がり33秒2でまとめられたら一緒に走った他馬の陣営はお手上げだったでしょう。レースセンスの良さと非凡な爆発力にさらなる磨きがかかった今、同世代の牝馬ではもはや相手にならないとさえ映ります。
後は当日予期せぬアクシデントに巻き込まれることなく安全に馬場を回ってくることができれば、史上4頭目の3冠達成も自ずとついてくるのではないでしょうか。ただ、長く競馬を見てくると強い馬がその実力通りに3冠を達成する瞬間を見たいという素直な感情と、圧倒的な強さを誇る女王が負けて悔しがる場面も見てみたいという矛盾した気持ちが同時に湧き起こってしまうから不思議です。
過去10年でこのレースを勝った1番人気馬は無敗のまま制した02年のファインモーションと一昨年の3冠牝馬アパパネの2頭だけとかなり苦戦している傾向もあります。しかも単勝1.9倍以下の断然人気馬は4頭いてわずか1勝で勝率は25%と決して絶対的に信頼できる数字ではありません。敗れた3頭がダンスインザムード、ラインクラフト、ウオッカという名牝中の名牝ばかりだったことを考えると、今年は大丈夫と簡単には信じ切れない複雑な感情があります。果たして結果はどう出るのでしょうか。
2012年10月14日(日)4回京都5日11R第17回秋華賞(GI)
◎⑭ジェンティルドンナ
○①ヴィルシーナ
△⑤ラスヴェンチュラス
△⑦トーセンベニザクラ
△⑩ハナズゴール
△⑮ミッドサマーフェア
結論的には買わないで見てるだけが正解な気がしますが、買うならこのあたりでしょう。◎⑭ジェンティルドンナの1着はよほどの大きな勝負のアヤでもなければ動かないはず。少なくともアパパネより数段力が上だと思いますが、3冠確実な能力を持っていたのに負けたブエナビスタのレースが記憶に新しく、5頭目の3冠牝馬誕生を心から信じきれない自分がいます。まして去年のオルフェーブルと合わせると3年連続の3冠馬誕生となる訳で、果たしてそんなに頻繁に3冠馬が出るものか等とつい考えてしまったり…。
そんなことも踏まえ、例年通り3着荒れがあって単勝10倍未満の人気馬3頭では決まらないのではという見解。その際の穴馬3着候補選びの基準は・単勝5~8番人気で30倍未満・前走はローズSかクイーンS・関東馬・内枠・先行力+鋭い瞬発力の計5項目。逃げ馬不在で極端なハイペースにはなりにくく、上がりの速い決着が予想されます。しぶとさや粘りで勝負する馬よりも、一瞬の切れ味を持つ馬が有利な傾向も例年通りではないでしょうか。
他に、現在4年連続で馬券に絡んでいる1~3枠が目をひくことも踏まえると残るのは5、7、10、15のうちどれか1頭が2、3着のどちらかに入るはず。それに内枠の関東馬ということで3と6も加えて計6点。クイーンSを見終わった直後には秋華賞の◎まで考えた▲⑰アイムユアーズですが、ローズSを見て逆転はちょっとムリだろうと考えを改めました。それでも2、3着はあるかと思ったけど、あまりに短期間で馬体重が増え過ぎているのも大きな不安材料ですね。
○①ヴィルシーナは内枠を引いたので、ロスなく前につけられて、なおかつ⑭ジェンティルドンナの岩田騎手が直線で大外に持ち出すようなことがあれば逆転のチャンス到来です。ただ、同じ話の繰り返しになりますが、ローズSのような競馬ができるなら外枠もスローペースも関係なく、女王に死角は見当たらないですわ。負かしに行くと先に失速する恐れもあるので、ウチパクさんには妙な色気を出さずに2着狙いに徹して欲しい(笑)。発走は15:40です。
先々週のスプリンターズSでは本命カレンチャンからの三連複軸1頭流しの6点予想(※)で本当ならハズレのはずが、直前の思いつきでドリームバレンチノを追加して10点に増やしたところ、ドリバレが3着に残ってくれてラッキーな的中。先週も京都大賞典で人気薄のメイショウカンパクが狙い通り走ってくれて三連複の万馬券が6点買いでHIT。徐々に流れが向いてきたか?
女王⑭ジェンティルドンナは前走のローズSで春よりさらに成長した姿を見せつけました。オークス以来4か月ぶりとなる実戦で馬体重は12キロ増。取りこぼしても何ら不思議はない条件の中、スタート直後から好位につけると直線ではライバルを一気に突き放す次元の違う加速を見せて圧勝しましたから、一段とスケールアップしている印象です。
折り合いに苦しみ後方で脚を溜めるしかなかった春当時と違い、スムーズに先行して好位をキープし、2番手追走から上がり33秒2でまとめられたら一緒に走った他馬の陣営はお手上げだったでしょう。レースセンスの良さと非凡な爆発力にさらなる磨きがかかった今、同世代の牝馬ではもはや相手にならないとさえ映ります。
後は当日予期せぬアクシデントに巻き込まれることなく安全に馬場を回ってくることができれば、史上4頭目の3冠達成も自ずとついてくるのではないでしょうか。ただ、長く競馬を見てくると強い馬がその実力通りに3冠を達成する瞬間を見たいという素直な感情と、圧倒的な強さを誇る女王が負けて悔しがる場面も見てみたいという矛盾した気持ちが同時に湧き起こってしまうから不思議です。
過去10年でこのレースを勝った1番人気馬は無敗のまま制した02年のファインモーションと一昨年の3冠牝馬アパパネの2頭だけとかなり苦戦している傾向もあります。しかも単勝1.9倍以下の断然人気馬は4頭いてわずか1勝で勝率は25%と決して絶対的に信頼できる数字ではありません。敗れた3頭がダンスインザムード、ラインクラフト、ウオッカという名牝中の名牝ばかりだったことを考えると、今年は大丈夫と簡単には信じ切れない複雑な感情があります。果たして結果はどう出るのでしょうか。
2012年10月14日(日)4回京都5日11R第17回秋華賞(GI)
◎⑭ジェンティルドンナ
○①ヴィルシーナ
△⑤ラスヴェンチュラス
△⑦トーセンベニザクラ
△⑩ハナズゴール
△⑮ミッドサマーフェア
結論:勝負するより見るレース
三連複 軸2頭流し 軸 1 14 相手 3 5 6 7 10 15 計6点
ワイド 軸 1 相手 3 5 6 7 10 15 計6点
合計12点
結論的には買わないで見てるだけが正解な気がしますが、買うならこのあたりでしょう。◎⑭ジェンティルドンナの1着はよほどの大きな勝負のアヤでもなければ動かないはず。少なくともアパパネより数段力が上だと思いますが、3冠確実な能力を持っていたのに負けたブエナビスタのレースが記憶に新しく、5頭目の3冠牝馬誕生を心から信じきれない自分がいます。まして去年のオルフェーブルと合わせると3年連続の3冠馬誕生となる訳で、果たしてそんなに頻繁に3冠馬が出るものか等とつい考えてしまったり…。
そんなことも踏まえ、例年通り3着荒れがあって単勝10倍未満の人気馬3頭では決まらないのではという見解。その際の穴馬3着候補選びの基準は・単勝5~8番人気で30倍未満・前走はローズSかクイーンS・関東馬・内枠・先行力+鋭い瞬発力の計5項目。逃げ馬不在で極端なハイペースにはなりにくく、上がりの速い決着が予想されます。しぶとさや粘りで勝負する馬よりも、一瞬の切れ味を持つ馬が有利な傾向も例年通りではないでしょうか。
他に、現在4年連続で馬券に絡んでいる1~3枠が目をひくことも踏まえると残るのは5、7、10、15のうちどれか1頭が2、3着のどちらかに入るはず。それに内枠の関東馬ということで3と6も加えて計6点。クイーンSを見終わった直後には秋華賞の◎まで考えた▲⑰アイムユアーズですが、ローズSを見て逆転はちょっとムリだろうと考えを改めました。それでも2、3着はあるかと思ったけど、あまりに短期間で馬体重が増え過ぎているのも大きな不安材料ですね。
○①ヴィルシーナは内枠を引いたので、ロスなく前につけられて、なおかつ⑭ジェンティルドンナの岩田騎手が直線で大外に持ち出すようなことがあれば逆転のチャンス到来です。ただ、同じ話の繰り返しになりますが、ローズSのような競馬ができるなら外枠もスローペースも関係なく、女王に死角は見当たらないですわ。負かしに行くと先に失速する恐れもあるので、ウチパクさんには妙な色気を出さずに2着狙いに徹して欲しい(笑)。発走は15:40です。
先々週のスプリンターズSでは本命カレンチャンからの三連複軸1頭流しの6点予想(※)で本当ならハズレのはずが、直前の思いつきでドリームバレンチノを追加して10点に増やしたところ、ドリバレが3着に残ってくれてラッキーな的中。先週も京都大賞典で人気薄のメイショウカンパクが狙い通り走ってくれて三連複の万馬券が6点買いでHIT。徐々に流れが向いてきたか?
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